ガンプラにスミ入れしよう!エナメル塗料できれいにスミ入れするコツを紹介
ガンプラに「ミス入れ」してますか?
パチ組しただけのガンプラでも、スミ入れすればモールド(みぞ)が目立ってカッコよくなりますよね。
こちらをご覧ください。


スミ入れ前と比べるとモールドが強調されて全体が引き締まった印象になりました。
このように、スミ入れには作品を引き締め精密感をUPさせる効果があります。
※タミヤスミ入れ塗料を使いました。
この記事では、定番のエナメル塗料を使ったスミ入れのやり方と、失敗しやすいポイント・その対策を紹介します。
- スミ入れによる効果
- 必要な道具
- スミ入れの基本手順
- 失敗しないコツ
エナメル塗料は良く伸びるので簡単にスミ入れができます。
スミ入れするだけで格段に見栄えが良くなるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- エナメル塗料はプラスチックを脆くします。対策は記事内で解説します。
- 臭いが強い塗料なので、換気をしながら作業しましょう。
それでは、本編をどうぞ!
スミ入れに必要な道具
エナメル塗料を使ったスミ入れには、次のものが必要です。
- エナメルスミ入れ塗料
- エナメル溶剤
- 綿棒

▲タミヤのスミ入れ塗料。予め希釈されたスミ入れ専用のエナメル塗料です。

▲エナメル溶剤です。無色透明の液体でエナメル塗料の希釈に使います。

▲どこにでも売っている綿棒です。スミ入れ塗料を拭き取る際に使います。
スミ入れの基本手順
トップコートでパーツ表面を保護
スミ入れする前に、トップコートでパーツ表面を保護しておきましょう。
エナメル塗料に含まれる有機溶剤はプラスチックを脆くするため、トップコートで表面を保護しておく必要があります。

エナメル塗料はトップコートとセットで使うと覚えておこう
トップコートは、手軽に吹ける缶スプレータイプがオススメです。

お手軽な缶スプレーのトップコート。
光沢/半光沢/つや消し、ラッカー/水性など仕上がりや成分にバリエーションがあります。
今回はラッカー系のつや消しを使用。
塗装した場合は塗膜でパーツ表面が保護されますが、塗料が行き渡っていない部分はエナメル塗料が染みるので、トップコートを吹いた方が良いでしょう。
塗料を流し込んで拭き取る

▲顔料が沈殿しているため、良く振ってから使います。調色スティック等を使うとより良く混ざります。

▲フタのハケで塗料を流し込みます。エナメル塗料は良く伸びるのでスムーズにスミが入ります。

▲塗料を流し終わりました。エナメル塗料は乾燥が遅いので30分程度放置し程よく乾かしましょう。

▲塗料がある程度乾いたら、はみ出た部分を拭き取ります。エナメル溶剤に綿棒を浸しましょう。

▲溶剤を着けた綿棒を軽く擦りつけ、はみ出た塗料を拭き取ります。

▲塗料の拭き取るとミゾにだけスミが残りました!これでスミ入れ完了です。
はみ出した塗料は拭き取ればOK
スミ入れするとミゾの周辺にエナメル塗料がはみ出します。
はみ出してしまっても問題ありません。エナメル溶剤で簡単に落とせます。

▲スミ入れ塗料がミゾの外側にはみ出して全体が黒っぽくなってしまいました。

▲エナメル溶剤を付けた綿棒でふき取れば、ご覧のとおりきれいになります!
きれいにスミ入れするコツ
塗料を流し込むだけでできるスミ入れですが、ちょっとしたコツで仕上がりに差が出ます。
- 乾いてから拭き取る
- 拭き取りはモールドに対し垂直に行う
- モールドを彫り直す
- 塗装で埋まったモールドも彫り直す
乾いてから拭き取る
はみ出た塗料の拭き取りは、スミ入れ塗料がある程度乾いてからにしましょう。
乾く前に拭き取ると、綿棒が塗料を吸い取り過ぎてスミが薄くなってしまいます。
そこまで神経質になる必要はありませんが、塗料を流し込んでから20~30分ほど置いてから拭き取るのが良いでしょう。
モールドに対して垂直に拭き取る

▲ふき取る際は綿棒はモールドに対し垂直方向に動かします。水平に拭き取ると、拭き取り過ぎてスミが薄くなることがあります。
モールドに対し綿棒を垂直に動かして塗料を拭き取りましょう。
浅いモールドを彫り直す
塗料を流し込んでもスミがくっきり入らなかったことはありませんか?
浅いモールドに塗料を流しても、拭き取るとスミが薄くなってしまいます。
そんな時はモールドを彫り直してからスミ入れすると、拭き取り後もスミがくっきり残ります。
※タガネやケガキ針などの掘る道具が必要です。



きれいなスミ入れにはモールドの彫り直しが重要!
モールドの彫り直しが気になる方はこちらをどうぞ!

塗装で埋まったモールドも彫り直す
塗装後はモールドに塗料が入り込み、ミゾが浅くなることがあります。
この場合もきれいにスミが入らないので、タガネやケガキ針で彫り直しておきましょう。



ただし、塗装をした後なので掘り直しは慎重に。
誤って塗装を剥がしてしまった場合は、面倒ですが筆でリタッチ(修正)しましょう。
FAQ
- Q:どんな色でスミ入れするのがいいの?
- A:パーツの色に因ります。黒やダークグレイはどんな色にも目立ちやすく、茶色は黒に比べてマイルドに仕上がります。いろいろ試してみてください。
- A:パーツの色に因ります。黒やダークグレイはどんな色にも目立ちやすく、茶色は黒に比べてマイルドに仕上がります。いろいろ試してみてください。
- Q:凹凸が入り組んだ部分の拭き取りが難しい。どうすればいいの?
- A:先端が細くなってる模型用の綿棒を使うと、入り組んだ部分も拭き取ることができます。
- A:先端が細くなってる模型用の綿棒を使うと、入り組んだ部分も拭き取ることができます。
- Q:トップコートを吹かずにエナメル塗料でスミ入れするとパーツが割れるの?
- A:はい、割れます。すぐに割れるわけではありませんが、時間が経つと関節やパーツのハメ合わせ部分などプラスチックに負荷がかかる部分が割れてくることが多いです。
- A:はい、割れます。すぐに割れるわけではありませんが、時間が経つと関節やパーツのハメ合わせ部分などプラスチックに負荷がかかる部分が割れてくることが多いです。
- Q:エナメル塗料でパーツが割れたらどうすればいいの?
- A:タミヤセメントなどのプラモデル用接着剤で接着します。塗装した部分が割れると接着剤が目立つので、塗り直した方が良いでしょう。
- A:タミヤセメントなどのプラモデル用接着剤で接着します。塗装した部分が割れると接着剤が目立つので、塗り直した方が良いでしょう。
- Q:はみ出した塗料を拭き取っても色が残っちゃった。どうして?
- A:つや消しのトップコートを吹いている場合、表面がザラザラするためはみ出た塗料を完全には拭き取れない場合があります。根気よく綿棒で拭きとると薄くなります。
まとめ:スミ入れは塗装の第一歩
以上、エナメルスミ入れ塗料を使ったスミ入れの解説でした。
少ない手間で格段に見栄えが良くなるので、塗装にハードルを感じている方も、まずはスミ入れから試してみると仕上がりの変化を実感しやすいでしょう。
ちなみに、スミ入れのやり方は他にもいくつかあります。
- ペンタイプの塗料
- シャープペンシルタイプの道具
- ウェザリング(ウォッシング)
- 水性塗料に中性洗剤を混ぜたもの
本記事で詳しくは説明しませんが、是非、自分に合ったスミ入れ方法を見つけ、カッコ良くスミ入れしてみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、ステキな筆塗りライフを!
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