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HG

【ガンプラ作例】HGサイサリスをスジボリで情報量マシマシに

筆塗りおじさん

古くて大きい「HGサイサリス」のプロポーションを変更し、筆塗り全塗装で仕上げました。

プロポーション変更はビギナーなので、悪戦苦闘しながらの工作です。

使用キット

HGUC 1/144 ガンダムGP02A(MLRS仕様)サイサリス
2,420円 2007年02月発売(公式サイト

そのまま組むと、どうしてもずんぐりむっくりな印象のサイサリス。
今回は手・足・胴を延長してプロポーションを変更し、これでもかとスジボリで情報量をマシマシに仕上げてみました!

カラーリングは筆者が当時飲んでいたウイスキーボトルを参考にしています。

サイサリスのプロポーション変更と、スジボリデザインの参考になれば嬉しいです!

それでは本編をどうぞ!

1.全体像

サイサリス 正面
サイサリス 背面

多くの方が言うように、HGサイサリスはキットはそのままだと「ちんちくりん」なので、工作でプロポーションを変更することにしました。

胴 … 3mm延長
前腕 … 2mm延長
太もも … 2mm延長

延長により、自然な立ち姿が決まるようになりました。変更前との比較がなくわかりにくくてすみません。

塗装は白い部分をグランプリホワイト、黄色の部分はベースイエローを混ぜて作った色、赤はシャインレッドで、カラーリングを変えてみました。

スミ入れは、タミヤのエナメルスミ入れ塗料ダークグレイです。

塗装前

▲塗装前のサイサリスさん。腰のスジボリがお留守ですが、プラ板の工作箇所がわかりやすいです。

Color Recipe

カラーレシピ

本体等 ホワイト部
グランプリホワイト 100%

関節等
ニュートラルグレー 100%

本体等 ブラック部
タイヤブラック 100%

本体等 イエロー部
ベースイエロー 50%
+ オレンジイエロー 30%
+ ニュートラルグレー 10%
+ つや消しホワイト 10%

本体等 レッド部
シャインレッド 100%

センサー・カメラアイ
蛍光グリーン 100%

バーニア等
カッパー 100%

※すべてアクリジョン

2.工作

Extensions

2-1.延長工作

延長工作はめったにやらないので全然うまくできません。
今回も四苦八苦しながらプラ板と格闘です。

▲おなかの黒い部分に積層した3mmのプラ版を貼り付け延長しました。腰と接続できるよう延長後、中央に軸受けの穴を開けています。見えずらいですが延長箇所周辺を薄いプラ板で飾ってます。

▲前腕はノコギリでぶつ切りにし2mmのプラ板を挟み込んで接着しました。併せて、正面に見えるオモチャっぽい形状のパイプをそぎ落とし、半円のプラ棒で作り直しています。肩の”02”モールドはダサかったので、瞬間接着剤で埋めてしまいました。

▲太ももの延長は延長箇所が目立つ仕上がりになってしまいました。のこぎりで切断して積層したプラ板を挟み込みましたが、ヤスリがけが足りなかったか表面が”ツライチ”になっておらず、ガタガタした断面になってしまいました。

SUZIBORI

2-2.スジボリ

今作はスジボリ強化作例と位置づけ、とことんスジボリしてみました。

0.15mm、0.2mm、0.3mmの三種のタガネを使い分け、ミゾの太さを変えることでメリハリを出してみました。

1)脚部のスジボリ

脚部のスジボリがお気に入りで、パーツの形状に合わせ自然な感じで馴染むデザインを考えました。

スジボリは密集させる部分と余白を残す部分を意識すると、情報量の多さにメリハリがついてスッキリまとまります。

彫る前にシャーペン下書きを納得いくまでやり直し、スジボリのデザインを決めます。
デザインが決まってしまえば、下書きに沿って彫るだけです。

スジボリのやり方やコツの詳細が気になる方はこちらをご覧ください。
【脱初心者】スジボリに必要な道具とコツを紹介!

2)バインダーのスジボリ

バインダーは余白が多くスジボリのし甲斐がありました。

黄色の部分は直線と曲線を組み合わせています。
曲線は下書きに沿ってフリーハンドでスジボリしました。ゆっくりやさしく慎重に彫ればガイド無しでも大丈夫です。

白、黄色の部分ともに合わせ目が中央にパックリ出るため、合わせ目消しは必須です。
黄色の部分は後ハメできるよう、軸部分を切り欠いています。

注意!
シリンダー破損

本キット、ABSパーツが多用されています。

バインダーのシリンダーもABS製で、動かすとギチギチ言って怖かったのですが、製作中にボッキリと折れてしまいました。

ご注意ください。

3)シールドのスジボリ

シールドも余白たっぷりなので、手を加えないとオモチャっぽさが残りそうです。

嘘っぽくならないようリアリティー重視でデザインしたスジを彫り込みました。

脚部と同様にミゾの太さにメリハリをつけています。
また、わかりにくいですが、側面に4つあるスラスター的な部分は、プラを削って段落ちさせてみました。

3.塗装

製作当時、筆者が飲んでいたウイスキーボトルから配色を決めました。

▲シールド・ヒザ横の赤はウイスキーラベルの建物の赤から。白に良く映えアクセントにピッタリ。

▲黄色部分はウイスキーのボディから。グラデーションになるようMr.ウェザリングカラーでエッジを汚しています。「02」のデカールは2号機の意味です。

▲バーニアなどのカッパーはラベルに記載の鳥の銅色。ラベルはゴールドに見えなくもないですが、まあカッパーでしょう。

Pausing

ポーズ

(武器を作っていないのでバリエーションがありません)

Ending

おわり

古いキットですが大きくボリュームがあり、飾ると迫力満々です。

カッコ良く作るのは正直大変と思いますが、出来上がった時の達成感にはなかなかのものがあるので、見かけたら作ってみてください。

以上、参考になればうれしいです。

それでは、ステキな筆塗りライフを!

使用キット

HGUC 1/144 ガンダムGP02A(MLRS仕様)サイサリス
2,420円 2007年02月発売(公式サイト

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よければご覧ください
ガンプラのスジボリに必要な道具とコツを紹介!タガネ・ケガキ針・ガイドテープ
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プロフィール
筆塗りおじさん
筆塗りおじさん
会社員 | リビングモデラー
筆塗り大好き「筆塗りおじさん」です!

・北海道札幌市在住
・IT系企業に勤める会社員
・2020年から本格的にガンプラ製作を開始
・得意:筆塗り・スジボリ
・GANSTA(ガンスタ)のいいね数 3,834
・製作ペース:8体/年

筆塗りを楽しみながら、アクリジョンのすばらしさ、ガンプラ製作の楽しさを発信しています。
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