黒立ち上げとは|ガンプラ用語集:特徴・手順・注意点まとめ

筆塗りおじさん

黒立ち上げ(くろたちあげ)

概要

パーツ全体を黒で下地塗装し、その上から本来の色を重ねることで、深みのある発色・自然な陰影・重厚感を生み出す塗装技法である。
ガンプラのエアブラシ塗装で広く用いられ、メタリック塗装やキャンディ塗装とも相性が良い。

特徴

  • 色に深みが出る
    黒下地は光を吸収するため、上から塗る色に落ち着きと重厚感が生まれる
  • 自然な陰影がつく
    黒が影として残るため、グラデーションを作らなくても立体感が出る
  • メタリック塗装と相性が良い
    黒下地はメタリックの輝きを強調し、金属感が増す
  • 明るい色は発色が弱くなる
    白・黄色・パステル系は黒に負けやすいため、中間色を挟むなどの工夫が必要となる

黒立ち上げの基本手順(エアブラシ)

  1. 黒で下地を均一に塗る
    サーフェイサー黒、またはラッカー黒を使用する
  2. 影になる部分を黒のまま残す
    凹部や端は黒が残ることで自然な陰影になる
  3. 本来の色を薄く吹き重ねる
    一気に塗らず、薄く何度も重ねるのがポイント
  4. 明るくしたい部分だけ重ね吹き
    中央や光が当たる部分に多めに色を乗せる
    → これだけで自然なグラデーションが完成する

筆塗りでも、境界線を馴染ませるなど工夫をすれば、黒立ち上げは可能である。

注意点

  • 明るい色は発色しにくい
    白・赤・黄色は黒に負けるため、グレーやベージュの中間色を挟むと良い
  • 厚塗りすると黒の効果が消える
    黒立ち上げは“透け感”が命である
  • 下地の傷が透ける
    黒は傷を拾いやすいため、下地処理は丁寧に行う必要がある

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