鋳造(ちゅうぞう)表現とは|ガンプラ用語集:特徴・主な手法まとめ
筆塗りおじさん
鋳造表現(ちゅうぞうひょうげん)
概要
金属装甲が鋳造(溶かした金属を型に流し込む製法)で作られた際に生じるザラつき・凹凸・荒れた質感を模型表面に再現する技法である。
ガンプラでは、ザクの肩・脚部、ジオン系MSの装甲、重機風のパーツなどに用いられ、無機質なプラ表面に重量感とリアリティを与える。
特徴
- 表面の“荒れ”を再現する
鋳造装甲特有のザラザラした質感を作ることで、工業製品らしい重厚感が生まれる - 塗装映えが良い
凹凸があるため、 - プラスチックの“のっぺり感”を解消
無加工のプラ表面は平滑すぎるため、鋳造表現を加えると説得力のある装甲表現になる
主な方法
溶きパテ法
ラッカーパテを溶剤で少し緩め、スタンピング(叩き塗り)して凹凸を作る
- ラッカーパテを少し薄める
- 筆やスポンジで“叩くように”塗る
- 乾燥後、軽くヤスって凹凸を整える
→ 自然な鋳造肌が作れる
瞬間接着剤+硬化スプレー法
瞬間接着剤を塗り、硬化スプレーで一気に固めると、荒々しい鋳造肌ができる
- 強い凹凸
- 重機・ザク系に向く
- 失敗すると削るのが大変
サーフェイサー厚吹き法
サーフェイサーを距離を離してザラつくように吹く
- 手軽で安全
- 細かい鋳造肌向け
- 粗い表現には不向き
テクスチャーペイントを使用
模型用のテクスチャーペイントを使う方法
- 誰でも簡単
- 均一なザラつき
- 粗さの調整はやや難しい
注意点
- やりすぎると“岩肌”になる
鋳造肌はあくまで細かい凹凸が基本。
粗すぎると不自然になる - 可動部には不向き
厚みが増えるため、関節やはめ込み部分には施さない - 塗装前に必ず乾燥
パテや瞬着が完全に乾いていないと、塗装が割れたり剥がれたりする
