二重関節とは|ガンプラ用語集:構造・メリット・デメリットまとめ
筆塗りおじさん
二重関節(にじゅうかんせつ)
概要
ひとつの関節部に2つの可動軸(ジョイント)を連続して配置した構造のことである。
主に肘・膝に採用され、深い曲げ角度(約120〜180度)を実現するための可動機構。
二重関節の構造
- 2つのヒンジ(曲げ軸)が連続する構造
例:- 上腕側に1軸
- 前腕側にもう1軸
- この2軸が連動することで、単軸では不可能な深い曲げが可能になる
- 中間パーツ(リンクパーツ)を介する場合もある
MGやRGでは、- リンクパーツ
- スイング軸
を組み合わせ、より自然な可動を実現している
- 内部フレームと外装が連動する構造も存在
PGや最新MGでは、曲げに合わせて外装がスライドする多重構造が採用されることもある
メリット
- 深い可動域
単軸関節では90度前後が限界だが、二重関節は120〜150度以上の曲げが可能 - 自然なポージング
- 片膝立ち
- 腕を大きく曲げるアクション
- 剣を構えるポーズ
などが自然なラインで決まる
- 立体感のあるシルエット
曲げた際に関節が詰まらず、人体に近い動きが再現できる
デメリット
- 構造が複雑になる
パーツ数が増え、組み立て難度が上がることがある - 外装との干渉が起きやすい
深く曲がる分、外装が干渉しやすく、塗膜剥がれのリスクが増える - 強度が落ちる場合がある
細いリンクパーツを使うキットでは、保持力が弱くなることもある
二重関節の進化
- HG
昔は単軸が多かったが、近年は簡易二重関節が増えている - RG
小スケールながら、複合二重関節+スライド外装が標準 - MG
内部フレームを活かした本格的な二重関節が多い - PG
二重関節に加え、外装連動ギミックが搭載されることもある
