エナメル割りとは|ガンプラ用語集:原理・特徴・注意点まとめ
筆塗りおじさん
エナメル割り(えなめるわり)
概要
エナメル割りとは、エナメル塗料の溶剤を利用して、プラパーツの合わせ目や溝に意図的に細い切れ目(クラック)を入れ、パーツを分割する技法である。
通常の「エナメル割れ(事故)」とは異なり、コントロールされた“加工技法”として使う場合を指す。
特徴
- ノコやノコ刃が入らない場所でも分割できる
通常の工具では切りにくい- 狭い溝
- 複雑な形状
- 内部構造に干渉する部分
などでも、エナメル割りなら分割が可能である
- 力を加えずに分割できる
物理的に押し切る必要がないため、パーツの変形が起きにくい
手順
- 割りたいラインに浅いスジ彫りを入れる
完全に切らず、ガイド程度のミゾでよい - エナメル溶剤を筆で流す
ミゾに沿って溶剤が浸透する - 時間を置く
数分〜十数分で、ミゾの部分から割れが進む。 - パーツを割る
少しの力で“パキッ”と割れる
注意点
- ABSパーツには極めて危険
ABSはエナメル溶剤に弱く、予期せぬ方向に割れるリスクが高い。
PS樹脂でも慎重に行う必要がある - 過剰な溶剤は厳禁
溶剤を多く流しすぎると、パーツ全体が脆くなり破損につながる
用途
- パーツの後ハメ加工
- ディテール追加のための分割
- ノコが入らない場所の精密切断
ガンプラ改造において、限定的だが非常に有効なテクニック。
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