塗膜とは|ガンプラ用語集:構造と性質・役割まとめ
筆塗りおじさん
塗膜(とまく)
概要
塗料が乾燥・硬化した後にパーツ表面に形成される薄い塗料の層のことである。
ガンプラ塗装では、塗膜の厚み・強度・密着性・平滑性が仕上がりと耐久性を大きく左右する。
塗膜の構造と性質
- 塗膜は「顔料+樹脂+溶剤」の結果
塗料が乾燥すると、- 樹脂(バインダー)が固まり
- 顔料がその中に固定され
- 溶剤が揮発して消える
- この残った層が塗膜である
- 塗膜の厚みは非常に薄い
一般的な模型塗装では、数ミクロン〜数十ミクロン程度の薄い層である - 塗膜の強度は塗料の種類で異なる
- ラッカー塗料 → 強い塗膜
- アクリル塗料 → やや弱い塗膜
- エナメル塗料 → 非常に弱い塗膜(上塗り向きではない)
ガンプラ塗装における塗膜の役割
- 色を表現する
当然ながら、塗膜が色の見え方を決める - 質感を作る
- 光沢
- 半光沢
- つや消し
- これらは塗膜の表面状態によって決まる
- パーツ保護
トップコートによる塗膜は、デカール保護・スミ入れ保護・擦れ防止の役割を持つ
塗膜トラブルと原因
- 塗膜が剥がれる
原因:- 下地処理不足
- 塗膜が厚すぎる
- 塗料の相性不良
- 塗膜が割れる(クラック)
原因:- 厚塗り
- 乾燥不足
- エナメル溶剤による侵食
- 塗膜がザラつく
原因:- 塗料の乾燥が早すぎる
- 吹き付け距離が遠い
- 湿度・気温の影響
