ウォッシングとは|ガンプラ用語集:特徴・注意点まとめ
筆塗りおじさん
ウォッシング(うぉっしんぐ)
概要
ウォッシングとは、模型表面に薄く溶いた塗料を塗布し、凹凸やモールドに陰影を付ける技法である。
汚れ・影・使用感を表現するためのウェザリング(汚し塗装)の基本手法のひとつである。
特徴
- 薄めた塗料を全体に塗布する技法
ウォッシングは、塗料を極端に薄めて“液体状”にしたものを広範囲に塗布する。
これにより、- モールドの溝に塗料が溜まる
- 表面の凹凸に自然な陰影が生まれる
- 汚れや使用感が強調される
といった効果が得られる。
- 立体感とリアリティを強化
ウォッシングを行うことで、単色の外装に深みが生まれ、実在感が増す。
特にミリタリー系やリアル志向のガンプラで効果が大きい - エナメル塗料・油彩系塗料が定番
ウォッシングには、乾燥が遅く拭き取りやすい- エナメル塗料
- 油彩(オイルカラー)
がよく使われる。
ガンプラでは、ラッカー・アクリル塗装 → エナメルでウォッシングという組み合わせが一般的
- 拭き取りで仕上げる
塗料を塗布した後、乾燥前に- 綿棒
- ティッシュ
- 溶剤を含ませた布
などで余分な塗料を拭き取ることで、自然な陰影だけを残すことができる
注意点
- エナメル塗料によるプラ割れ
エナメル溶剤はプラスチックを侵すため、関節や細いパーツに長時間触れると破損の原因になる。
対策としては、- 事前にトップコートで保護
- パーツを分解して作業
- 溶剤を使いすぎない
などが挙げられる
- やりすぎると“汚れすぎ”になる
ウォッシングは強い効果が出るため、やりすぎると不自然な汚れになる。
少量ずつ調整するのが望ましい
スミ入れとの違い
| 項目 | ウォッシング | スミ入れ |
|---|---|---|
| 範囲 | 広範囲(全体) | モールドの溝のみ |
| 効果 | 汚れ・陰影・使用感 | モールドの強調 |
| 塗料 | エナメル・油彩 | エナメル・スミ入れ専用 |
| 仕上がり | リアルで重厚 | シャープでクリーン |
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