水転写式デカールとは|ガンプラ用語集:構造・特徴・メリット・注意点まとめ
筆塗りおじさん
水転写式デカール(みずてんしゃしきでかーる)
概要
水に浸すことで台紙からデザイン部分がスライドして剥がれ、模型表面に貼り付けられるタイプのデカールである。
ガンプラでは、最も仕上がりが美しく、フィルムの段差が目立たないため、上級者から初心者まで広く使用される。
構造
- 糊層
- 透明フィルム(デザイン部分)
- 台紙
水に浸すと糊層が溶け、フィルムだけがスライドして外れる仕組みである。
特徴
- 仕上がりが美しい
フィルムが非常に薄く、貼った跡がほとんど見えない - 細かいデザインが鮮明
コーションマークやラインなど、精密な印刷が可能 - トップコートとの相性が良い
つや消し・光沢どちらでも馴染む - 位置調整がしやすい
水の上で滑るため、微調整が容易
貼り方
- デカールを切り出す
必要な部分だけを小さく切る - 水に数秒浸す
台紙が水を吸い、10〜20秒ほどでスライド可能になる(商品・経年による) - スライドさせて貼る
ピンセットで位置を調整し、綿棒で水分と空気を押し出す - マークセッター・ソフターを使用
- セッター:密着力を上げる
- ソフター:曲面に馴染ませる
- 乾燥後にトップコート
トップコートで保護されフィルムの段差が目立たなくなる- つや消し
- 半光沢
- 光沢
メリット
- 仕上がりが圧倒的に綺麗
シールやドライデカールより自然 - 曲面に馴染む
ソフターを使えば、複雑な曲面にも密着する - 長期的に剥がれにくい
トップコートで保護すれば耐久性が高い
デメリット・注意点
- 破れやすい
フィルムが薄いため、強く触ると破れる - 乾燥前に触るとズレる
完全乾燥まで数時間は触らない - つや消し面は銀浮きしやすい
光沢面で貼るのが基本 - 水分をしっかり抜く必要がある
空気や水が残ると白化(シルバリング)の原因
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