マスキングテープを使ってガンプラを筆塗りしよう!貼り方・切り方のコツを紹介!
ガンプラの色分け塗装してますか?
細い筆を使えば細かい部分を塗り分けられますが、はみ出してしまうこともありますよね。
そんな時は「マスキングテープ」を使いましょう!
塗りたくない部分をマスキングテープで覆ってしまえば、はみ出しを気にせず塗装を楽しめますよ!

本記事では、マスキングテープの貼り方や切り方、キレイに仕上げるコツを紹介します。
- 筆塗りの塗り分けにチャレンジしたい人
- はみ出してキレイに塗れない人
きっと塗装がもっと楽しくなりますよ♪
それでは本編をどうぞ!
1.模型用マスキングテープ

異なる色を塗り分ける際、余分な箇所に塗料がつかないように覆うためのテープです。
以下のような特徴があります。
- 薄くて曲面にも良くフィットする
- 上から塗料を塗っても染み込まない
- 剝がした後もテープの糊が残らない
粘着力はそこまで強くなく剥がしても下地の塗料などは剥がれないので安心です。
よく見かけるマスキングテープは以下のものです。
テープの幅はバリエーションがあるので用途に応じてチョイスしましょう。
初心者の方は10mm幅のものが使いやすいです。
2.マスキングテープの貼り方
2-1.用意するもの
マスキングテープ

マスキングテープを貼っていくので当たり前ですが、模型用のマスキングテープを用意します。
今回はタミヤの10mm幅のものを使います。
デザインナイフ


マスキングテープをカットするためにデザインナイフを使います。
切れ味が鈍っているとうまく切れずテープがぐちゃっとしてしまうので、刃を取り換えておきましょう。
ピンセット

マスキングテープを貼り付けるのにピンセットを使います。
好みになりますが、先端が曲がったツル首タイプのほうが手元が見えやすく使いやすい気がします。
カッティングマット

マスキングテープをカットするので、カッティングマットも用意しておきましょう。
※使い込んでおり汚れていてすみません。
2-2.テープを貼っていく

▲マスキングテープを引き出し、適当な大きに切り出します。

▲切り出したテープをカッティングマットに貼り付けます。貼りやすい大きさにカットしていくのです。マットに貼っても剥がして使えるので安心してください。

▲両端のギザギザした部分を切り離します。ギザギザ部分は貼りにくいので今回は使いません。

▲そのまま貼っても良いですが、HGのキットには少し大きいので、貼りやすい大きさにカットしていきます。

▲横を4分割にし2.5mm幅に、盾を5mm幅に切ってみました。カッティングマットのメモリを使うと大きさがわかります。

▲カットしたテープ片をピンセットで剥がします。粘着力は強くないので簡単に剥がれます。


▲このように塗りたい部分と塗りたくない部分を分けるように、テープを貼り付けていきます。
今回は左の尖った部分を白に塗る予定です。
はみ出しが心配な人は、塗りたくない部分すべてをテープで覆っても良いでしょう。
2-3.キレイに貼るコツ


▲このように角になる部分がはみ出してしまいました。これだとキレイに塗れません。
デザインナイフの刃を優しく沿わせてはみ出た部分を切ってしまいましょう。


▲キットのモールドに合わせて色分けする場合、入り組んだ形状にテープを貼ることもあります。
モールドの形状に合わせてテープをカットしても良いですが、写真(右)のように細かく切ったテープの直線部分を組み合わせて貼ると簡単です。


▲このように細かく切ったテープを敷き詰めると、入り組んだ形状のマスキングもお手の物です!
(ちょっと大変ですけどね…^^;)
塗り分けたい箇所が曲線の場合は「曲線用マスキングテープ」という伸縮性のあるマスキングテープを使いましょう。
こんな感じで曲線に沿わせることができます。

▲曲線マスキングテープを貼りつけます。テープは伸縮性があるので、少し伸ばして曲線に沿わせます。

▲このように曲線に沿わせて貼り付けます。
3.筆塗りしてみる

塗り分けするパーツすべてのマスキングが終わったので、これから筆塗りしてみます。
パーツの数が多かったので2時間くらいテープを貼っていました笑



▲塗りたくない部分をマスキングしたことによって、はみ出しを気にせずに筆塗りすることができます!
テープの表面はツルツルしており、塗料が染みてヘタることはありません。
マスキングせずに塗り分けするとこんな失敗につながります。
テープを貼るのは少し手間ですが、貼った方がキレイに塗れます。
- はみ出さないよう気を付けるあまり塗料が溜まってダマになる
- 結局はみ出してしまう



▲塗装が終わったらマスキングテープを剝がしましょう。ピンセットでつまんでぺりぺりすると剥がれていきます。(塗り終わってテープを剥がす時が気持ちいいんですよね~)
3-1.はみ出したらリタッチする
塗装が終わりテープを剥がしてみると、うまくマスキングできておらずはみ出してしまった部分が少なからず見つかります。
そんな時は面相筆等の細い筆を使ってリタッチ(修正)しましょう。


どんなに気を付けてテープを貼っても少しのはみ出しは発生してしまうものです。
リタッチすれば問題ないので、丁寧に修正しましょう。
まとめ
以上、マスキングテープを使って筆塗りで塗り分ける方法の紹介でした!
テープを貼るとはみ出しを気にせずダイナミックに筆塗りを楽しむことができるので、少々面倒でもぜひマスキングして塗り分けしてみてほしいです。
マスキングのコツをおさらいしておきましょう。
- テープはカットして貼り付ける
- ナイフの刃を新しくしてカットする
- はみ出したら面相筆でリタッチする
本記事を参考に筆塗りで塗り分けを楽しんでもらえると、とても嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、ステキな筆塗りライフを!




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