【塗装・改造目線】HGUCグフ(リバイブ版) レビュー|完璧なアニメ再現!
機動戦士ガンダムシリーズから”ザクとは違う”ことで有名なグフの素組みレビューです。
ランバラル大尉(35歳)が駆る先行量産機で、劇中ではヒートロッドなどでガンダムを苦しめました。
名前の由来は諸説あり、確かなことはわからないようです。
- 魚の「フグ」をひっくり返した…ヒートロッドの痺れをフグが毒で痺れさせることにかけたとか
- やられた時に「グフッ」と言いそうだから
- モンゴル語の青「グフ(KHOKH)」からとったとか

グフは2000年にHGUC No.009で発売されており、本キットはリニューアル版となります。
(リバイブ版などといわれます)
- 組みやすさ
- 色分け再現
- 合わせ目
- 可動
機体解説
MS-07B グフは、対MS格闘戦を想定しジオンが開発した陸戦用のMSである。
陸戦用の機体として、MS0-06F ザクⅡF型の重力下仕様であるMS-06J ザクⅡJ型や、そこから派生した各種の局地戦用MSが知られる。
しかし、早い段階でベース機であるザクⅡF型の限界を把握していたジオン公国は、専用の陸戦用MSの開発をジオニック社に依頼する。これを受けたジオニック社は、ザクⅡJ型で得た陸戦用MSのノウハウを用い、ザクⅡF型をベースに装甲や冷却装置、推進装置といった各種デバイスの刷新を行い、試作機を作り上げた。
試作機は機動実証型と戦術実装型の2種が開発され、これらの機体で得られたデータを元にグフの開発が進められた。この結果、MS-07B グフは、対MS格闘戦という開発コンセプトを満たす陸戦用MSとして完成した。
ヒート・ロッドやヒート・サーベルといった格闘用兵器は近接戦闘において極めて有用で、5連装75mm機関砲は中~近距離の射撃戦で効果を発揮した。また、新型ランドセルの採用により機動性も向上、短距離ジャンプを行うことも可能であった。この機動性の高さは対MS格闘戦において必要不可欠なものであり、YMS-07A-O プロトタイプグフ 機動実証機で行われた重力下テストのデータが反映された結果と言えるだろう。
また、当時のMS戦略上最大の問題であった「行動半径の狭さ」も、ドダイYSとの連携によって一定の解決が図られた。
しかし、操縦には熟練パイロットが必要であったこと、運用コストの高騰といった問題から、オデッサ作戦以降、生産ラインは縮小を余儀なくされ、MS-09 ドムの登場もそれに拍車を掛けた。陸専用MSの主役の座を追われたグフだが、一定の戦果を挙げたことも確かで、それが系列機の誕生を促し、その命脈を繋ぐこととなった。
白兵戦に特化し固定武器が装備された機体…ロマンがありますね。
キットのデキはどうでしょうか。
それでは本編をどうぞ!
HGUC 1/144 グフ(公式サイト)
1,650円(税込)
2016年4月発売
1.リバイブ版グフの全体像




過去キットとべてマッシブになり、鼻も伸びてアニメに近いシルエットになりました。
また、成形色での再現度が高く、塗装が必要な個所がほとんどありません。
見てください、この鮮やかな青を。グフの特徴のひとつといえるボディカラーが見事に表現されています。

付属品はご覧の通り。
ヒート・サーベルは2丁あります。ハンドパーツのバリエーションが地味に嬉しいです。
- ヒート・サーベル × 2
- ヒート・ロッド
- シールド
- ハンドパーツ × 6(余剰パーツも含む)
- ホイルシール(モノアイ)
2.詳細を見てみる

▲ディテールは必要最低限で標準定なHGキットといったところ。
腹部コクピットハッチはオレンジのクリアパーツになっており見栄えがします。
劇中では黄色で透明ではなかった気がしますが…

▲モノアイレールはただの平面ではなく、モノアイ部分が丸く盛り上がっていました。唯一の付属シールはここに貼ります。

▲頭部裏側にはつまみがあり、動かすことでモノアイが可動します。この時代からはHGキットでもモノアイ動かせるのですね!びっくりしました。

▲肩は良く動き、前方に大きく引き出すことができます。ヒート・サーベルの両手持ちも可能なほどの可動域です。

▲ただ、腕の接続は引き出し可能なポリキャップなので、後ろから見るとポリキャップが丸見えです。角ばった形状なのでオモチャっぽさはそこまでありませんが、気になる方は塗装がオススメです。

▲足の可動も申し分なく、膝立ちも余裕です。
ただ、動力パイプが干渉するためフロント・サイドアーマーはあまり上がらず、無理に動かすとポロリしやすかったです。
腹部にも可動域があり若干前傾できるため、ポージングの表情はつけやすい印象。

▲フロントアーマーはサイドアーマーに接続するタイプ。サイドアーマーと独立して可動するのでありがたい機構です。

▲サイドアーマーの裏にはディテールがありました。組むとほぼ見えない個所ですが、HGでは珍しいのではないでしょうか。

▲ヒート・ロッドは軟質素材で自由に曲げることができます。とのことですが、曲げても反発して元に戻りやすいため、説明書のようにグニャグニャ曲げるには工夫が必要そうです。

▲5連装75mm機関砲は親指が独立可動し、他の指は一体型で根元から可動します。指からマシンガンの発射とはロマン武器ですね。薬莢の排出はどこから…など考えてはいけません。ロマンですから(笑

▲左手の5連装75mm機関砲は稼働する平手タイプと、固定の握り手タイプが付属します。
握り手タイプに差し替えることでヒート・サーベルの二刀流も可能です。
※ヒート・サーベルはセラミック系赤熱式の刀身なんだそうです。クリアパーツなのはそのせいかな?
3.加工が必要な個所
3-1.パーティングライン
パーティングラインとはプラモデル成形に用いる金型の合わせ目であり、パイプや円柱型など一体成型のパーツにみられる”線”です。


▲動力パイプはほぼ確実にパーティングラインが出ます。パイプ中央の線がわかるでしょうか。
軟質素材なので処理しにくいですが、デザインナイフの背などでそぎ落としてしまいたいものです。

▲上腕にもパーティングラインが。
筒状のパーツなのでラインが出てしまうのですね。
3-2.合わせ目
特に脚部のパーツ分割が優秀で合わせ目は多くありませんが、それでも目立つものもあります。


▲左右にあるショルダー・アーマーは、2つのパーツを組み合わせるタイプで中央にパックリと合わせ目が出ます。
目立つので合わせ目消しは必須かも。ゲート跡と一緒にやっつけちゃいましょう。

▲内側はポリキャップを挟み込むだけの簡単構造。
外側中央の大きなトゲは後付けなので合わせ目消しはカンタンです。

▲あまり目立ちませんが、前腕側面に合わせ目が出ます。
関節を挟み込む形状のため、塗装をする場合は後ハメ加工が必要になります。筆塗りなら後ハメ加工をせ、ず合わせ目を消してから関節部をチョチョイと塗る方法もあります。

▲胴体横にも合わせ目が。可動する腹部をハメ込む構造のため、合わせ目消しの難度は高めだと思います。合わせ目に沿ってミゾを彫り”段落ちモールド”にしたほうが簡単そうです。

▲太もも側面にも合わせ目が出ますが、説明書の作例ではそのまま残っているのでデザインの様です。太ももで関節パーツを挟み込む構造なので、消したい場合は後ハメ加工が必要になります。

▲脚部はパーツ分割が秀逸なため組んでいて楽しいです。側面の上下に合わせ目ができますが、ディテールが施されているためデザインとして成立しています。合わせ目消しの必要はありません。

▲フクラハギの後ろにも合わせ目が出ますが、こちらもデザインのようです。説明書の作例では消されずに残っています。気になる方は段落ちモールドにしても良いでしょう。

▲膝を曲げると顔を出すヒザ関節にも合わせ目が。棒立ちで飾る方はそこまで頑張って消す必要はない部分です。
3-3.その他の気になりポイント

▲軟質素材の動力パイプは曲げて装着する必要があるため、切れ込みが入っています。構造上仕方がないのでしょうが、これ、横から見るとめちゃめちゃダサくないですか。
一気におもちゃっぽくなるので、完成度に拘る方はビルダーズパイプのMSパイプに置き換えるか、スプリングとプラパイプで動力パイプを自作すると良いでしょう。

▲シールドの裏はディテールこそ入っているもののダボ穴が丸見えでプラモデル感が満載です。
説明書の作例でもグレーに塗られているので、塗装推奨です。グレーにすれば幾分マシになると思います。

▲肩関節に大きめの肉抜きがあります。ポーズをとると顔を出すので、気になる方はパテやレジンで埋めると良いでしょう。

▲脚部側面のダクトはつるっとして味気ないので、開口したりフィン状に彫り込んだりするか、暗い色で塗ると雰囲気が出そうです。

▲腹部可動域の装甲の重なりやフロントアーマーの動力パイプ干渉、太もものフロントアーマー干渉など、クリアランスを確保しないと塗装が剥げそうな個所があり、塗装難度は高そうな気がします。
まとめ
以上、HGグフ(リバイブ版)の素組みレビューでした。
ぐりぐり良く動き、ヒート・サーベル2丁、ヒートロッド、稼働する5連装75mm機関砲など武装も豊富でプレイバリューが高いキットです。



パーツ数はさほど多くないので、サクッと組んで塗装で個性を出すのも良さそうです。
価格もそこまで高騰しておらず、Amazonなどのネット通販でも比較的入手しやすい部類です。
組みやすく良いキットなので、ぜひ手に取って遊んでみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
それでは、ステキなガンプラライフを!
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