プラモデル用語集「か行」
模型用語を解説しています。
筆者の個人的見解が多分に含まれるため、参考程度にとどめていただきたい。
か
改造(カイゾウ)
プラモデルに工作を施し見た目や可動域などを変えること。
例えば手足を延長する、可動の向上に干渉部を切り欠くなどが一般的。未経験者はハードルを感じるが勇気を持ってやってみると意外とできるものである。何事もチャレンジ!
▼簡単な改造の参考記事

可動域(カドウイキ)
プラモデルの四肢などが動く範囲のこと。
近年のプラモデルは良く動くキットが多く、プロポーションだけでなく可動にもこだわりを感じる。完成後は棒立ちで飾るモデラーには関係のない話であるが、可動がしょぼいとがっかりはする。
可動軸(カドウジク)
プラモデルが可動するために設けられた可動箇所のこと。
パーツとパーツを組みわせる箇所のため接続軸とも呼ばれる。3mm、2mmの軸に加え、先端が丸いボールジョイントやアルファベットのCのようなC型ジョイントなどがある。当然、可動軸が多いキットほど良く動く。
カトキ立ち(カトキダチ)
ガンプラをカッコよく飾るための代表的なポージングのひとつ。

メカデザイナー「カトキハジメ」氏が設定画で多用するポーズである。以下特徴。
・胸を張っている
・肩幅程度に広げた両足
・こぶしを握り締めている
・肘を軽く曲げている
画像出典:三洋堂書店 【ガンプラ】コツを覚えてカッコ良く飾るガンプラポージング講座!2(ツー)
神ヤス!(カミヤス!)
ゴッドハンドさんから発売のスポンジヤスリ。
適度に硬く好きな大きさにカットして使える万能ヤスリツール。厚みは1、2、3、5、10mm、番手は#120~10000まで幅広くラインナップ。目詰まりしても水で濡らしてキレイにすると切削力が蘇るまさに神ヤスリ。
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紙ヤスリ(カミヤスリ)
サンドペーパーとも呼ばれる紙製のヤスリ。
表面に切削材がついており番手のバリエーションが多い。単体だと使いにくいので、当て木など硬いものに貼って使うことが多い。
河原立ち(ガワラダチ)
ガンプラをカッコよく飾るための代表的なポージングのひとつ。

メカデザイナー、大河原邦男氏の設定画風の立ちポーズ。以下特徴。
・ややアオリの視点
・膝が逆関節に曲がっているような足
・ゆるく曲がった肘(ガワラ曲げ)
あくまで設定画として描かれているため、実際のガンプラで同じポージングは難しい場合が多い。
缶スプレー(カンスプレー)
スプレータイプの塗料。

溶剤系アクリル塗料のMr.カラーや、ラッカー系塗料のタミヤスプレーなどが有名。つや消し・光沢などトップコートも数多くラインナップされている。臭いがキツイので十分に換気ができる環境で使おう。
▼缶スプレーのトップコートの詳細はコチラ

完成しない(カンセイシナイ)
モデラーにおける永遠の課題。
「失敗してやる気が無くなった」「完璧主義で改修が終わらない」「別のキットに興味が移った」などの理由から製作中のガンプラが完成しないこと。”未完成病”などとも。本人は納得いかなくても他人は全然わからないことが多い。せっかく手を付けたキットだし経験値になるので完成させた方が吉。
簡単フィニッシュ(カンタンフィニッシュ)
媒体により解釈が異なるが、HJ(ホビージャパン)によると簡単フィニッシュとは「成形色を活かしてプラモを楽しむ」こと。
本格的な塗装を行わず、ウェザリング用マテリアルや色鉛筆などを用いプラモデルにリアリティをプラスして仕上げる技法。塗装環境が不要なので、ライトユーザーでも気軽にトライできる。
参考:簡単フィニッシュリバイバル! 1999年に革命を起こした製作法を、情景王・山田卓司が「水性」をテーマにお届け!(外部サイト)
カンナ掛け(カンナガケ)
ナイフの刃の背等を使いプラスチックを薄く削る作業。
ナイフの背は鋭すぎないため、パーツの表面を薄くこそぎ落とすのに向いている。パーティングラインの処理などで活躍する技法。
顔料(ガンリョウ)
着色に用いる粉末で水や油に不溶のものの総称。
着色に用いる粉末で水や油に溶けるものは染料と呼ばれる。縄文時代、人々は土の中から赤い鉱物を発見し土器や顔に塗っていた。 神への祈り・占いや呪術・戦いの装飾として顔に塗る粉=『顔料』と呼ばれるに至ったとの説も。
き
基本工作(キホンコウサク)
ゲート跡処理や合わせ目消し、平面出し等、プラモデル製作における基本的な工作を指す。
『基本』といえど侮ることなかれ。合わせ目消しや平面出しは場所により難易度が大きく異なり、気を抜くと失敗することも。
▼基本工作の詳細はこちらをどうぞ

キムワイプ
硬くて丈夫なティッシュ。

本来模型用ではないが、量販店の模型コーナーにはほぼ必ず置いてある。非常に丈夫で破れにくいので、ウォッシング時の拭き取り等お世話になるシーンは多い。
切り取り注意(キリトリチュウイ)
説明書に記載の注意書きのひとつ。

不要な部分として切り取らないよう促すもの。切ってしまうと取り返しがつかないので、怪しいと思ったら説明書を見よう!
きれいに切り取ります(キレイニキリトリマス)
説明書に記載の注意書きのひとつ。

パーツを切り離す際にゲート跡をきれいに切り取ることを促すもの。ゲート跡が残っているとパーツがハマらない箇所に多く見られる。いわれる通りきれいに切り取ろう。
キャンディ塗装(キャンディトソウ)
半透明な塗料を重ねて飴玉(キャンディ)のような深みと光沢を出す塗装技法。

ベースとして塗布したメタリックカラーの上に複数の半透明で鮮やかな塗料を重ねる。パーツの表面処理や複数回の塗り重ねなどハードルの高い技法。筆塗りでもできないことはない。
鏡面仕上げ(キョウメンシアゲ)
プラモデルを研ぎ出し背景がはっきり映り込むような艶を出す技法。
メタリックカラーで塗装した上に光沢クリアーのトップコートを塗布し、番手を細かくしながらやすりで研ぎ出す。最終的にはコンパウンドで磨くためかなり手間がかかる。
旧キット(キュウキット)
一般的には1980年代に発売されていたガンプラの初代シリーズのことを指す。
パーツ成形色は単色で接着剤が必要であったが、当時社会現象となる爆発的なブームを起こした。スケールも1/144、1/100、1/72、1/60など多彩で、今でも再版されているため入手可能。
金属色(キンゾクショク)
金属調の光沢感がある塗料。
通常、通常色にメタリック原色を混ぜ合わせて作られる。メタリック原色とは塗料の主となる樹脂成分にアルミ顔料を有する塗料。プラモデルに塗布すると金属を思わせる仕上がりとなる。顔料が沈殿するので拡販してから使おう。
金属パーツ(キンゾクパーツ)
プラモデルのディテールや質感をアップに用いられる金属製のパーツ。
バーニアやパイプから非常に細かいリベットまで様々なものがラインナップされている。比較的高価なので小さいものはなくさないように気を付けよう。
金属ヤスリ(キンゾクヤスリ)
模型用に作られた金属製の切削工具。
紙ヤスリやスポンジヤスリと比べ切削力が非常に強いのが特徴。平・丸・半丸など形状、サイズにバリエーションがあり、削る箇所によって使い分けが可能。特に平面出しはこれがあると非常に効率が上がる。
▼金属ヤスリでサクッと平面を出そう

く
クリアランス
パーツとパーツの隙間、スペースの意。
塗装すると塗膜の分だけパーツが厚くなるので、関節などスレスレのパーツは削るなりしてクリアランスを確保する。そうすると塗装後に動かしても塗膜が剥げることがなくなるのだ。
クレオス
正式名は株式会社GSIクレオス。塗料や模型等のホビー関連商品でお世話になることが多い。
Mr.カラー、水性ホビーカラー、アクリジョンといった塗料から、ガンダムマーカなどのペンタイプ塗料、Mr.トップコート等のスプレーなど多様な商品を展開。実は繊維事業もおおなっている複合型専門商社。
け
ゲート跡(ゲートアト)
ランナーからパーツを切り離した際にパーツに残る突起(樹脂が流れ込む部分)。
残したままだと目立つ場合があるので、ヤスリなどで削り取るのが一般的。
▼ゲート跡処理のやり方はこちら!

ケガキ針(ケガキバリ)
先端が鋭い針になっている金属製の工具。
もともとは金属加工用であったが模型用のものも登場。既存のモールドを彫り込んだりスジボリなどに利用する。特にモールドを彫り直すとスミ入れがばっちり決まるのでおススメ。
こ
ゴッドハンド
ニッパーをはじめとした作業工具の企画販売を行う会社。
大人気商品「アルティメットニッパー」やスピンニードル、神ふで、神ヤス!などプラモデル制作に欠かせない非常に便利な道具を取り扱っており、お世話になっているモデラ―は多いはず。
寿屋(コトブキヤ)
フィギュア、プラモデル、ホビー用品のメーカー。
フレームアームズ、メガミデバイス、ヘキサギアといった人気プラモデルシリーズや、M.S.G(モデリングサポートグッズ)といった改造に使えるオプションパーツなど多彩な製品ラインナップを誇る。
コンプレッサー
空気やガスなどの気体を吸い込み体積を減らして圧力を高め、そのエネルギーを動力源として連続的に送り出す装置。
エアブラシ塗装をする際に必要で、塗料を噴霧するためブラシノズルに空気を送るために用いる。商品により圧力・静音性が異なるため吟味したい。
