ガンプラを筆塗りでムラなく仕上げるコツ|筆跡を防ぐ方法も併せて紹介

筆塗りおじさんです!
筆塗りをエアブラシ塗装に見せるテクニック、教えます。
筆塗りで塗装すると、ムラが出たり筆跡が目立ったり、キレイに塗れず悩んでいませんか?
霧状に塗料を吹き付けるエアブラシ塗装と比べ、筆塗りは均一な塗装が難しい部分があります。
でも諦めるのは待ってください!
ポイントさえ押さえれば、筆塗りでもエアブラシに近いキレイな塗装ができるのです。
- 塗料は希釈しない
- 「これでもか」というくらい薄塗りする
- 薄塗りを何度も重ねる
- 重ね塗りは同じ色を使う
上記のコツを踏まえ筆塗りしたのがこちらです。
本記事では筆塗りユーザー向けに、ムラと筆跡を可能な限り抑えキレイに塗装するコツを写真付きで詳しく解説します。
こんな方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- これから筆塗りを始める方
- キレイに筆塗りできず悩んでいる方
- 筆塗りのムラをなくしたい方
- 筆跡を目立たなくしたい方
- 筆塗りでエアブラシに負けないキレイな塗装をしたい方
それでは、本編をどうぞ!
キレイな筆塗りに必要なもの
今回紹介するキレイな筆塗りに、特別な道具は必要ありません。
塗料・調色スティック・筆・パレットの4点セットがあれば大丈夫です。
※詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

塗料は、臭いがほとんどない水性塗料アクリジョンを使います。
筆は、穂先がしっとりしてパサつかないものが塗りやすいでしょう。

細かいところを塗る細筆と、広い面を塗る平筆があると便利です。
▼この筆は広い面・細かい部分塗り分けられます。
ムラや筆跡が出る理由
ムラができる原理
ムラは塗料を塗った表面(塗膜)の”厚さ”にばらつきができることで発生します。
こちらをご覧ください。

エアブラシは塗料を噴霧するため塗膜の厚さを均等に保ちやすいですが、一方筆塗りは、塗膜に厚い部分と薄い部分ができムラになりやすいのです。
言い換えると「均等に塗る」ことができれば、筆塗りでもムラを抑えることができるということです。

言うは易く行うは難し…。
理屈は理解いただけたでしょうか。
筆跡ができる原理
筆で塗る以上筆跡を防ぐの難しく、このような原理で筆跡ができます。

- 筆の毛の隙間から漏れた塗料で跡ができる
- 乾く前の塗料を筆で触ると跡ができる
これを踏まえて、きれいに塗るコツを解説します。

筆跡は味でもあるんですよね。
きれいに筆塗するコツ
筆塗りは「薄く何度も塗り重ねる」のが基本です。
つまり、”どれだけ薄く塗り重ねられるか”がきれいに仕上げるためのポイントになります。
塗料は希釈しない
塗装の前に、希釈についてお話します。
水性塗料は一般的に、希釈をしなくても良い濃度に調整されています。
逆に希釈すると塗料が弾かれたりムラの原因になったりするため、お勧めしません。


アクリジョン(公式)も
希釈の必要ないですと言ってます。
実践:パーツを塗って解説
では、実際にどの程度薄く塗ればよいか解説します。
穂先に付けた塗料をパーツに乗せていきます。
色が乗るか乗らないかという程度に、薄く塗りつけましょう。
塗り重ねて発色させるので、一度で発色させる考えは捨てください。塗料を均等に伸ばすイメージが大切です。
▲1回目はあまり発色していませんが、2回、3回と塗り重れば発色していきます。
3回目は大分ムラなく発色したのではないでしょうか。
※前に塗った塗料が乾いてから塗り重ねましょう。
塗膜が汚くなります。
- 塗料は筆に少しだけ含む
- 筆は”ペタペタ”と塗料を乗せるイメージで動かす(筆跡対策)
- かすれるくらい薄く塗り重ねる
塗膜が薄くなり、エッジがつぶれずモールドも埋まりません

少量の塗料を薄く伸ばすのを数回繰り返すイメージ
仕上がりの確認
塗装の仕上がりを見てみましょう。

▲少し塗料の小さなダマ(小さな突起)が見えますが、色ムラや筆跡は見えません。
▲トップコートを吹くと凹凸が目立たなくなり、エアブラシと見まごうくらいキレイに仕上がっています。

キレイに塗れていますが、
筆で物理的に触っているので
エアブラシとは異なる仕上がりです。



ピンクが気持ち悪い。塗り直そ。
まとめ:薄く丁寧に何度も塗ればキレイに仕上がる
以上、ムラや筆跡なくきれいに筆塗するコツの紹介でした。
特別な道具は必要なく「きわめて薄く何度も丁寧に重ね塗りする」のがコツです。
ポイントを振り返っておきましょう。
- 塗料は希釈しない
- 塗料は筆に少しだけ含む
- すれるくらい薄く塗り重ねる
- 乾いてから同じ要領で重ね塗りする
- 塗料を”置く”ように振ると筆跡を抑えられる
慣れないうちは、筆に塗料を付け過ぎたり塗膜の厚さにバラつきが出るかもしれませんが、やっていればキレイに塗れるようになってきます。
専用の塗装環境を持たず、筆塗り塗装をメインにしている方の参考になれば嬉しいです!

1に練習、2に練習…!!
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、素敵な筆塗りライフを!
▼穂先がしっかりした筆が扱いやすいです。
▼塗装の後は筆のお手入れもお忘れなく!
▼記事で紹介した陸戦型ガンダムの作例もどうぞ!














