ムラとは|ガンプラ用語集:種類・原因・対策まとめ

筆塗りおじさん

ムラ(むら)

概要

塗料が均一に広がらず、色の濃淡・筆跡・光沢差・段差などが不規則に現れる状態を指す。
ガンプラの筆塗りでは、塗料の濃度・筆運び・乾燥速度などが影響し、ムラが発生しやすい。

ムラの種類

  • 色ムラ(濃淡ムラ)
    塗料の濃さが均一でなく、濃い部分と薄い部分がまだらに見える状態
  • 筆跡ムラ
    筆のストロークがそのまま残り、線状の跡が目立つ状態
  • 光沢ムラ
    塗料の乾燥差や厚みの違いで、テカる部分とマットな部分が混在する状態
  • 塗膜ムラ(段差)
    重ね塗りの境界が見えたり、塗料が溜まって段差ができる状態

ムラが発生する要因

  • 塗料が濃すぎる
    濃度が高いと筆跡が残りやすく、伸びが悪くなる
  • 塗料が薄すぎる
    薄すぎると隠ぺい力が不足し、色ムラが出る
  • 筆に塗料をつけすぎる
    筆先に塗料が溜まり、塗り始めが濃くなる
  • 乾燥が早すぎる
    ラッカー系や速乾塗料で起こりやすい。
    乾く前に重ねると筆跡が固まる
  • 同じ場所を何度も触る
    半乾きの状態で筆を入れると、塗膜が荒れてムラになる
  • 下地が粗い
    ヤスリ傷が残っていると、塗料の乗りが不均一になる

ムラを防ぐ基本原則

  • 塗料は「やや薄め」が基本
    • 水性:牛乳より少し薄い
    • ラッカー:サラサラ寄り
      薄めることで筆跡が消えやすくなる
  • 薄く塗って重ねる(複数回塗り)
    一度で隠そうとせず、3〜4回の重ね塗りで均一に仕上げる
  • 筆に塗料を含ませすぎない
    筆先の片側に塗料を寄せ、“筆先だけで塗る”意識が重要
  • 一方向に塗る
    最後のストロークを揃えると、光の反射が均一になりムラが目立ちにくい
  • 乾燥を待つ
    半乾きで触るとムラが悪化する
    完全乾燥を待ってから重ねる
  • 下地を整える
    #600〜#1000のヤスリで整え、滑らかな面にしておく

ムラが出た時のリカバリー方法

  • 乾燥後に軽くヤスる
    #1000〜#2000で表面を均し、再度薄く塗る
  • さらに薄めた塗料で“均し塗り”
    ムラの上から極薄の塗料で全体を均一化する
  • トップコートで質感を統一
    • つや消し
    • 半光沢
    • 光沢
      トップコートで光沢ムラがほぼ消える
  • フィルタリングで馴染ませる
    薄い色を全体に重ねることで、濃淡ムラを自然に見せることができる

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