後ハメ加工とは|ガンプラ用語集:必要な理由・主な方法まとめ

筆塗りおじさん

後ハメ加工(あとはめかこう)

概要

後ハメ加工とは、本来は組み立て途中で組み込む構造のパーツを、塗装後に後からはめ込めるように改造する技法である。
ガンプラ塗装派にとっては定番の工程であり、塗膜の保護・マスキングの簡略化・合わせ目消しとの両立を目的として行われる。

必要とされる理由

  • 合わせ目消しと塗装を両立するため
    内部パーツを先に組む必要がある構造では、合わせ目消しが困難になる。
    後ハメ加工により、合わせ目処理 → 塗装 → 組み込みの順が可能になる。
  • マスキング作業を減らすため
    複雑な色分け部分を後ハメ化することで、マスキングの手間を大幅に削減できる

主な方法

  • ピンカット方式
    固定用のダボ軸(ピン)を切り落とすことで、後から差し込めるようにする最も一般的な方法
  • C字カット方式
    受け側の穴(ダボ穴)をC字型に切り欠くことで、スライドしてはめ込めるようにする
  • 精密分割(エナメル割りなど)
    ノコが入らない箇所を分割し、後ハメ構造に作り替える際に用いられる

注意点

  • 強度低下のリスク
    ピンを切る・穴を広げるなどの加工は、保持力が弱くなる可能性がある。
    必要に応じて接着剤で補強する。
  • 無理な後ハメは破損につながる
    構造的に後ハメが難しい箇所も存在する。
    無理に押し込むと、
    • パーツ破損
    • 塗膜剥がれ
      が発生するため、事前の検証が重要である。
  • 仮組みが前提
    後ハメ加工は、仮組みで構造を理解してから行うのが必須である。

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