フィルタリキッドでガンプラを塗装-レイヤーバイオレットでフィルタリング
フィルタリングって聞いたことありますか?
ウェザリング手法の一つで、薄めた塗料をプラモデル全体に塗布し、一枚の布をかけたように色味を微妙に変化させるものです。
ウォッシングと似ていますが、汚すのではなく色味を整えたり影を強調したり等の効果を狙うもので、専用のリキッドなどを使います。


こんな感じでガンプラの色味を微妙に変えることができます!
今回はGSIクレオス社のフィルタリング専用塗料「フィルタ・リキッド」を使って、ガンプラにフィルタリングする方法を解説します。

使うのはこちら、レイヤーバイオレットです。
鮮やかな紫色が目を引きます。(ピンクにも見えるかも)
やり方次第でグラデーションを付けることもできるで、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
それでは、本編をどうぞ!
1.フィルタ・リキッド
1-1.概要

※画像はGSIクレオスさん公式サイトからお借りしました。
フィルタ・リキッドは、Mr.ウェザリングカラーのフィルタリング専用塗料の位置づけで展開されています。
作品の調色に微細な変化を与え仕上がりを高めてくれます。
いろいろなスケールモデルに使えるよう、汎用的な色味をラインナップしたそう。
1-2.使用感


ビン底に顔料が沈殿しているので、使う前に調色スティックや筆などで良くかき混ぜましょう。
塗料皿に取り出した色味はこんな感じ。なかなかの鮮やかさです。
希釈せず、そのまま筆で塗っていきます。


試しにパーツに塗ってみましょう。
とてもサラサラしていて塗りやすいです。
筆で潤沢に塗りつけ、キムワイプなどの紙で拭き取ります。

拭き取るとうっすらと色が残ります。
加えてモールドや段差部分に塗料が残り、スミ入れも同時にできています。
1-3.注意点
フィルタ・リキッドをはじめMr.ウェザリングカラーシリーズは油彩の成分が含まれており、プラスチックに塗布すると浸透して割れるリスクが少なからずあります。
そのため、塗布する際は事前にトップコートを吹くことをおすすめします。
トップコートは「つや消し」、または「半光沢」のものを使いましょう。
「光沢」タイプだと色が乗りにくいです。
つや消し > 半光沢 > 光沢 の順で色の乗りが弱くなります。
良ければトップコートのまとめ記事もどうぞ

2.ガンプラをフィルタリング
それではガンプラにフィルタリングをしていきましょう。
塗っていくのはこちら、HGのガンダムバルバトスルプスです。

臭いがなく水だけで扱える水性塗料「アクリジョン」で、筆塗り全塗装を済ませてあります。
(本サイトはアクリジョン推しなので言わせてもらいます笑)
ちなみに、つや消しのトップコートを塗布済みです。
▼良ければ作例ページをどうぞ!


▲筆でフィルタリキッドを塗布しました。塗料はシャバシャバなので筆で大胆に塗りましょう。

▲キムワイプでざっと拭き取りました。結構塗料が残って色味が強い印象です。このあと綿棒で拭き取ります。

拭き取りはウェザリングカラー専用薄め液と綿棒で。
ウェザリングカラーシリーズなのでこの薄め液が使えます。
拭き取るとこんな具合に色味が落ち着きます。



綿棒での拭き取り方を工夫すると、グラデーションの表現も簡単にできちゃいます。
写真の例は、パーツの上の方を重点的に拭き取り、下の方は塗料を残してみました。

拭き取り用の綿棒は100円ショップのもので構いません。
汚れたらうまく拭き取れなくなるので、ガンガン変えましょう。
3.仕上がり具合
すべてのパーツのフィルタリングが終わったので、組み上げて仕上がりを見てみます。




何でしょう、自分で言うのもアレですがいい感じです!!
(綿棒で拭くと埃がつくのでお気を付けを!!写真は埃ついてます笑)
マスターグレード Ver K.Aの箱絵のような雰囲気を狙いましたが、近いイメージにできました。

◀こんなイメージを想定
画像出典:バンダイホビーサイト 商品ページ



拭き取り方にメリハリをつけるとグラデーションになり作品に味が出ます。

もっと早くこの塗料に出会っていれば…!
まとめ
以上、フィルタ・リキッドを使ったガンプラのフィルタリング紹介でした!
瓶ままの状態でMr.ウェザリングカラーより薄めに調整されており、塗りすぎても拭き取ればだいぶ色味は薄くなります。
作品の雰囲気を決め、イメージに合った色でフィルタリングすることで作品に一味も二味もプラスすることができるので、やってみる価値ありです!
気になった方は、ぜひ記事の内容を参考にフィルタリングしてみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、素敵な筆塗りライフを!
▼使用キットのバルバトスルプス
▼良ければ作例ページもご覧ください!






