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【素組みレビュー】HG GQuuuuuuXを塗装・改造目線でレビューしてみる

HG GQuuuuuuX
筆塗りおじさん

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『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』から主人公機「HG GQuuuuuuX」の素組みレビューです。

あのエヴァンゲリオンを生み出したスタジオカラーとサンライズが共同制作したシリーズで、今までにない特徴的なMSが多数登場します。
(私は映画も観に行きました)

主人公機のGQuuuuuuX(ジークアクス)も例に漏れず、カラー風味満点の変わったデザインです。

HG GQuuuuuuX

すでに多くの方がレビューしているので、本記事では塗装や改造する際の目線で見てみます。

  • 組みやすさ 
  • 色分け再現 
  • 合わせ目   
  • 可動    

正直、HGガンプラもここまで来たかと思わざるを得ない高クオリティキットです。

ただ、色分けのための細かいパーツが多く組み上げるのは非常に大変でした。
小さなパーツは無くすと二度と見つからない気がします。RGと思って組んだ方が良いかもしれません。

最新シリーズのキットがどんなものか、さっそく見てみましょう!

HG 1/144 ガンダムバルバトスルプス
公式サイト

1,100円(税込)
2016年10月01日発売

1.HG GQuuuuuuXの全体像

ジークアクス 正面
正面
ジークアクス 背面
背面
ジークアクス 側面
ジークアクス 側面②

関節はKPSで完全ポリキャップレスキットです。

色数が非常に多く、パーツ成形色でもある程度再現されています。
※写真ではホイルシールのみを貼っています。

GQuuuuuuXは宇宙世紀モノで1年戦争の終結後を描いていますが、この時代のMSとは見た目が全く異なります。

手足は細く長く、どことなくエヴァの風味を感じます。
脚は見た目とは逆に接地性が良く、倒れにくい印象でした。

※KPS…バンダイが開発した強化ポリスチレンの略。2013年ころからABSの代替素材として登場。粘り気のある質感で曲がりやすくて割れにくい性質を持つ。

ジークアクス 付属品
付属品

付属品はご覧の通り。

  • ビームライフル ×1
  • ビームサーベル ×2
  • ヒートホーク ×1
  • ヘッドパーツ(非展開状態) ×1
  • ハンドパーツ ×2式
  • ホイルシール ×1
  • マーキングシール ×1

※コアファイター用の小さなパーツは捨ててしまいました。。

色分けは成形色である程度再現されていますが、細かい部分の色を補うホイルシールが大量に付属します。(写真では9割貼っています)

また、赤いラインはマーキングをシールで補います。
(ゲート跡があるとキレイに貼れないため、貼っていません。

ジークアクスのヒートホーク

▲劇中でも登場のヒートホーク。ザクが使っていたのを拾ったものですが、従来のものよりパイプのゴツゴツ感が増しています。

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2.各部詳細・可動

ジークアクス頭部(展開状態)
ジークアクス 頭部(非展開状態)

▲頭部は展開状態・非展開状態の2パターンが付属します。劇中さながらに、オメガサイコミュの起動前・起動後を再現できます。
赤いアンテナは蟹みたいですね。

複雑な頭部パーツ

▲デザイン上、色数が多く、頭部パーツだけでも相当なパーツ数を使います(13個)。
足りない色はホイルシールで補います。こだわる人は塗装したいところです。

デザイン性の高い脚部

▲見てください。この特徴的な脚部を。どうやったらこんなのデザインできるのでしょう。
パイプやタンクを多用した立体的な装甲です。防御力はあまり高くなさそうですが、そんなことを気にするのは野暮というものです。

スネパーツの接続軸
軸を差し込むだけ

▲組んでみて面白いと思ったのがこの脚部パーツです。
スネパーツには3mmの接続軸があるだけで、その軸をももパーツに差し込んで脚部が組みあがります。
ジークアクスにはヒザ関節のパーツが存在しないのです。

肩アーマーが稼働する
腕を上げられる

▲丸い形状が特徴的な肩アーマーは根元に稼働軸があり、写真のように展開が可能です。
それにより、腕を上げた際に肩アーマーの干渉を抑えることができ、水平位置程度まで腕が上がります。

腰は360度回転

▲腰は干渉するものがないため360度回転します。
また、腹部中央にはボールジョイントがあり、前かがみ・のけぞりが可能です。グリグリ動きます。

バックパックも稼働します

▲バックパックのバインダー(?)も良く動きます。ダークグレーの蛇腹パーツの両端に稼働軸があるため根元からの可動と先端の回転が可能となり、表情がつけやすい構造になっています。

驚異の可動 股関節

▲驚いたのがこの股関節!根元のボールジョイント+可動軸の2点可動で、脚部の自然な表情付けにとても有効です。
これからのガンプラはみなこの機構を採用してほしいですが、デザインの制約などで難しいかもしれません。

立ち膝も余裕です。

▲良く動くキットなので膝立ちも余裕できまります。腹部がボールジョイントのおかげで前屈できるのがポイントです。
ただ、太もも上部にある黒いパーツが腰と干渉し、ももは上がりづらい印象でした。

3.合わせ目など

本キット、パーツ構成が秀逸なので合わせ目はほとんど目立ちませんが、少なからずあります。

太もも裏の合わせ目

▲もも裏の装甲中央に合わせ目がパックリ。周辺にあるモールドを活かすなら、流し込みタイプの接着剤で慎重に処理したいところです。

バインダーの合わせ目

▲バックパックに装着のバインダにも合わせ目が出ます。白い部分の合わせ目はエッジ部分に出るので、あまり目立ちません。ひし形のモールドがあって合わせ目消しは難しいタイプなので、無理して消さなくて大丈夫かも。

バックパックの合わせ目

▲バックパック中央の白い部分は、モナカ構造なので中央に合わせ目が出ます。デザイン的に目立ちにくくはあるので、無理して消さなくてもさほど気にならないかもしれません。

足首のパーティングライン

▲ディテールもりもりの足首パーツには3本のパーティングラインが。組んで飾ると意外と目立つので、デザインナイフなどでカンナ掛けして消してしまいましょう。※パーツ成形時に使用する金型の合わせ目のこと

ヒケとパーティングライン

▲フクラハギの黄色パーツにはヒケがあります。形状が複雑でヤスリがけが難しそうですが、ちょっと目立つので慎重に削って平らにしたいところです。また、黒いタンクには縦のパーティングラインも。こちらはあまり目立ちません。※プラスチックが冷えて固まる時にできる凹み

バインダーのパーティングライン

▲バインダーの白い部分にもパーティングラインがあります。目立つのでカンナ掛けして消してしまいましょう。

▼合わせ目消しなどの”基本工作”は詳細を以下まとめています。良ければどうぞ!

ガンプラに基本工作をしてみよう!EGガンダムを使ってやり方を解説
ガンプラに基本工作をしてみよう!EGガンダムを使ってやり方を解説

4.色の足りない部分

ジークアクスは見ての通り非常にカラフルで色数が多く、成形色で足りない色を補うためのシールが多数付属しています。(ホイルシール1枚、マーキングシール1枚)

正直、塗装では表現が難しい細い線などもあるため、ある程度妥協してシールを使っても良いのではと思います。(私は技術がなくきれいに塗る自信が全くありませんw)

■シールで色を補う箇所
※赤いラインのマーキングシールは除いています。

シールで補う箇所(正面)
シールで補う箇所(背面)

上腕の赤いラインがパーツ成形色なのは、少し驚きました。

また、説明書の塗装作例を見ると、シールで補えず塗装が必要な個所も多数見受けられました。

■塗装が必要な個所

塗装が必要な個所①
塗装が必要な個所②

完全な色分け再現に拘る方は塗装をしましょう。
部分塗装でもだいぶ変わると思います!

▼部分塗装についてまとめた記事はコチラ。良ければご覧ください。

ガンプラの筆塗りは部分塗装から!初心者にオススメの塗装法
ガンプラの筆塗りは部分塗装から!初心者にオススメの塗装法

まとめ

以上、HG GQuuuuuuXの紹介でした!

何枚かポージングをば。

ジークアクス ポーズ①
ジークアクス ポーズ②
ジークアクス ポーズ③

パーツがRG並みに細かく組み立てるのが大変で、シールや塗装で色を補う必要はありますが、最新のガンプラの進化を体感できる素晴らしいキットだと思います!

プラモデルを一度も作ったことのない方は、正直少し組み立てに苦労すると思います。

ですが、ガンプラが好きで組み立てたことがある方にはとてもオススメなキットです!

シリーズも放送中で再販も高頻度でされているので、奇抜なデザイン故に食わず嫌いしている方は、ぜひ入手して組み手立ててみてくださいね!

それでは、ステキなガンプラライフを!

▼再販が待てない方はネット通販でゲットしちゃいましょう。

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