【塗装・改造目線】EG νガンダム 素組みレビュー|新生1/144スケールの神キット
劇場作品「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」よりENTRY GRADE νガンダムの素組みレビューです。
見た目こそ2008年発売のHGUCνガンダムにそっくりですが、中身は全くの別物で、ガンプラの進化を感じざるを得ない仕上がりです。
まだ作っていない人には是非おすすめしたい神キットでした。

ENTRY GRADEなのでニッパーが無くても組み立てられる「タッチゲート」が採用されています。
※私はゲート跡の白化が嫌なのでニッパーを使いました。
- 組みやすさ
- 色分け再現
- 合わせ目
- 可動
合わせ目以外の評価項目は星5評価です。
組み立ては難しいところがなく、驚異的な成形色による色分け再現、合わせ目も武装以外ほとんど出ず、可動は素晴らしいの一言です。
機体解説 ※クリックで開きます
νガンダムは、シャアが総帥として再興したネオ・ジオンに対抗すべく再編された連邦軍ロンド・ベル隊のフラッグシップといえるMSであり、一年戦争でRX-78 ガンダムを駆り勇名を馳せたアムロ・レイが自ら設計した機体である。基礎設計は歴代の”ガンダムタイプ”を参考とし、その平均値に技術発展によるアップデートが施されている。また、画期的な新素材である”サイコ・フレーム“と攻防一体のオールレンジ兵器”フィン・ファンネル“を装備するガンダムタイプ初のフルスペックNT(ニュータイプ)専用機でもある。
この機体はAE(アナハイム・エレクトロニクス)のフォン・ブラウン工場で建造され、実質3ヶ月という短期間で当時最強の機体として完成した。これは、ムーバブル・フレームの工業製品およびテクノロジーとしての成熟と、AEや連邦軍のエンジニアの不眠不休の努力の賜物であり、また、アムロ自身によるMSへの深い造詣によるものであると言える。νガンダムは、NT能力を持つエンジニアが自ら開発した初めての機体でもあるのである。さらに、νガンダムがロールアウトするまでの期間、アムロはZ系の量産を指標とするバリエーション機のリ・ガズィに搭乗していたが、その経験も設計に援用されている。Z系の機体の基礎設計は、コピーが容易で堅牢な構造を持つが、その反面、操作は非常にデリケートで、先鋭的な挙動を示す傾向にあるという。その意味でνガンダムはとてもベーシックな機体であり、連邦系MSの原点に立ち返ったMSであるとも言える。
グリプス戦役以降のMSは、異業種の参入や新技術の爆発的な進化に伴って、異なるコンセプトの融合が過剰に計られる傾向があり、スペックは向上したものの、バランスを欠いた機体が多く排出されていた。νガンダムは、その傾向に一石を投じる機体でもあったのだ。
- アムロ・レイ
フィンファンネルやサーベルのビーム刃、ハイパー・バズーカなどの武装が付属しないのは残念ですが、この価格でこのクオリティは、超高コスパと言えます。
発売から時間が経っているので、本サイトではキットの詳細をざっと見た後、塗装や改造をした場合の目線で素組みレビューをしていきます。
”次世代のファースト ガンプラ”第三弾の実力やいかに!?
それでは本編をどうぞ!
ENTRY GRADE 1/144 νガンダム
(公式サイト)
1,100円(税込)
2022年04月09日発売
EG νガンダム 全体像





キットの色は、すべてパーツの成形色で再現されています。
肩や爪先、スネの横や腰横のサイドアーマーなど、細かい黄色の部分も成形色での色分けです。
EGガンダムもそうでしたが、股間中央の”vマーク”も成形色で色分けされています。
キットは完全ポリキャップレスで、もちろんABS樹脂は使用されておらず、関節は耐摩耗性に優れたKPS樹脂製です。
白と紺、黄色と赤だけのシンプルな配色で、何故ここまでカッコいいのでしょう。
νガンダムのデザインは秀逸すぎます。
※デザインは出渕裕氏。

付属品はご覧の通りで非常にシンプルです。
最低限の武装とシールが付いています。
- ビームライフル(柄のみ)
- ビーム・ライフル
- シールド
- マーキングシール
▼フィンファンネルなどの武装は別売りになっています。
キットの詳細
νガンダムのイケメンフェイス


頭部パーツです。νガンダムのイケメンフェイスを十二分に再現しています。
見てください、この目つきの悪さ。最高にカッコいいです。
目の周りは開口されており、これにより目の縁取りの黒い部分を表現しています。
これを考えた人はかなり大胆な発想の持ち主ですね。素晴らしいと思います。
色分けやディテール

◀腕部側面の丸いディテールも周囲が開口されており、黒い部分を再現しています。好みは分かれると思いますが、良いアイディアです。
▶シールドを外すと左前腕には予備のビームサーベルが顔を出します。前腕の白いパーツと一体成型で、紺のパーツを付けることで柄の部分だけ見えるようにする珍しい構造です。


◀バックパックは右上の黄色部分中央に紺のパーツをハメ込んで色分けを再現。中央の白いマイナスモールドも別パーツです。

▲脚を曲げると顔を出す膝関節。HGキットに比べ非常にメカニックになり、情報量が増加しています。

▲シールドは非常にシンプルです。スリットからディテールが施されたグレーのパーツが見える構造です。
可動の確認

▲頭の後ろ側は干渉部がなく、顔をかなり上まで向けられます。飛行時のポージングがとりやすい作りです。

▲腹部は2段階のボールジョイントで接続するため、写真のようにかなり前傾することができます。

◀肘関節は軸を回転させるタイプで良く曲がりますが、白い装甲が干渉するため曲がりは90度程度です。

半面、膝は二重関節で非常に良く曲がります。HGUCキットの膝は90度ほどしか曲がりませんでしたが、EGは180度近く曲がり、このようなポーズも余裕をもってとることができます。
▼なんとEGでも福岡ららぽーと版のνガンダムが!
キットの気になるポイント
合わせ目
このキットはパーツ構成が極めて優秀で、目立つ合わせ目はほとんど出ません。
わずかに見える部分を確認してみましょう。


胴体は前後でハメ合わせる構造なので、鎖骨付近と脇腹に合わせ目が出ます。
塗装をする場合、合わせ目消しには後ハメ加工が必要です。
最新のキットなので段落ちモールド化していても良いのになと、重箱の隅をつつくような感想を持ってしまいました。

◀ビーム・ライフルはモナカ構造なので中央に合わせ目が出ます。正面は紺色のパーツをかぶせるため、合わせ目は裏側しか出ません。
▼気になる合わせ目は接着剤でくっつけよう
パーティングライン
パーティングラインとはパーツ成形に用いる金型の合わせ目で、わずかに盛り上がった線が出ます。
デザイン上は存在しないので、ヤスリ掛けやナイフの背によるカンナ掛けで削り落とすのが一般的です。




その他の部分
その他に気になる部分を紹介します。
EGは初心者の入門キットなので、”そんな細かいところまで気にしなくていいじゃん”と思いもしますが、しっかり作り込む場合は手を入れたい箇所です。

▲前腕の〇モールドは完全に開口されていないので、白く残った接続箇所を黒でちょっと塗ると見栄えが良さそうです。

▲フロントアーマーのダクト部分は開口されており、まさかのスカスカ。裏側が丸見えなのでプラ板などで塞ぎ、ディテールアップしたいところです。

▲色分けの関係で腰回りのが赤・黄と非常にカラフルです。本来はグレーなので塗装した方が質感が出ます。

▲左右とも腕がユルユルで外れやすかったです。瞬間接着剤などで軸を太らせないと、外れてポージングができませんでした。
▼細い軸は瞬間接着剤で太らせましょう。

まとめ:文句なしの神キット!
以上、ENTRY GRADE νガンダムの素組みレビューでした。
HGUCのキットの作成経験がある方は、本キットを組むと、ガンプラの進化をひしひしと感じられ、一味違った楽しみ方ができると思います。
もちろん、本キットが初めてのνガンダムでもストレスなく楽しく組み立てられますよ!




フィンファンネルがないのでボリューム感に欠けますが、νガンダム自体は非常に良くできており、ぐりぐり動かして遊んでも楽しいです!
ファンネルが欲しい方は是非オプションパーツセットを購入して遊んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、素敵なガンプラライフを!
▼組み立てはストレスなしというかむしろ楽しいです。
▼フィンファンネルを付けたい方はオプションパーツセットをぜひ!





