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【塗装・改造目線】HG ガンキャノン レビュー|ガンダムを支える名わき役!

筆塗りおじさん

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「機動戦士ガンダム」からHG ガンキャノンの素組みレビューです!

ガンダムをサポートするために開発された機体ですが、脇役に留まらない名シーンが多く人気のMSです。

代表的な名シーン
  • 真正面からリック・ドムのバズーカを受けても破損しない
  • 弾が無くなったらそこらに転がっていた岩を投げ付けて敵を撃破
  • 敵MSを後ろから突き飛ばして破壊

少数ですが量産もされたそうです。

そしてキットの箱絵はこちら。

HGガンキャノン箱絵

本キットは1999年に発売のキットをリニューアルしたもので、リヴァイブ版などとも呼ばれています。
HGUCナンバーは190です。

主なパイロット
  • カイ・シデン
  • ハヤト・コバヤシ
  • リュウ・ホセイ
  • アムロ・レイ

結構いろんな人が載っていますね。

「ミハル…俺はもう悲しまないぜ。
  お前みたいな娘を増やさないためにジオンを叩く。徹底的にな!」

  • 組みやすさ 
  • 色分け再現 
  • 合わせ目   
  • 可動    
機体解説
RX-77-2 GUNCANNON

地球連邦軍が「V作戦」で開発した試作MS。RX-75 ガンタンク、RX-78-2 ガンダムと同じく「RXシリーズ」の一機種で、中距離からの支援砲撃を主な運用法としていた。

支援砲撃という役割から、RX-75 ガンタンクとの戦術用途が重複しているように思えるが、本機は人型をしたMSとしての機能性 ― 脚部を用いた運動性や腕部による携行火器の使用の面で、より高度な運用柔軟性を発揮した。こうした特性により、本機は肩部に固定兵装を装備した「支援用MS」というジャンルを構築したのである。

また、RX-77-2 ガンキャノンは機動性よりも耐弾性が重視されていた。これは中距離帯での砲撃戦を主眼としていたためで、MS-09R リック・ドムのジャイアント・バズの直撃に耐えたことからも、その装甲強度の高さが窺える。

コクピットは、RXシリーズに共通するコア・ブロック・システムを採用。RX-78-2 ガンダムと同じく、上半身のAパーツと下半身のBパーツで、コア・ファイターを挟み込む方式であった。こうした構造のため胴体部の装甲が脆弱になるという欠点もあったが、積層装甲の採用によって、この問題も解決していた。

武装は、両肩の240mm低反動キャノン砲を主兵装とし、ビーム・ライフル、頭部60mmバルカン砲を装備。240mm低反動キャノン砲はRX-75 ガンタンクの120mmキャノン砲に比べ、大口径かつ単砲身だが、中距離支援という役割においては必要十分な威力を有していた。また、ビーム・ライフルもRX-78-2 ガンダムのものよりも照準制度が高かったと言われている。

このようにRX-77-2 ガンキャノンの機体性能は、武装の面からも理解できる。砲撃戦能力とMSとしての運用性、そして高い装甲防御力を有するRX-77-2 ガンキャノンは、支援用MSの雛形として、以降の機体開発に多大な影響を与えたのだった。

リヴァイブ版のガンキャノンはスリムになったなどと言われていますが、どうでしょうか。

それでは本編をどうぞ!

HG 1/144 ガンキャノン
公式サイト

1,540円(税込)
2015年06月20日発売

1.ガンキャノン 全体像

HGガンキャノン 正面
HGガンキャノン 左側面
HGガンキャノン 背面
HGガンキャノン 右側面

ディテールは最低限で非常にあっさりしています。劇中のイメージさながらですね。

ただ、やはり巷で言われているとおり、若干スリムになった印象です。
プロポーション的には初期キットのほうが設定に近そうです。

関節はPS樹脂でポリキャップを使用します。
ABS樹脂は使われていませんでした。

HGガンキャノン 付属品

付属品はご覧のとおりで非常にシンプルです。

  • ビーム・ライフル
  • 平手(左右)
  • マーキングシール

平手がつくので往年の砲撃ポーズを再現でいるのがうれしいですね。

HG ガンキャノン 細部1

初代と違いゴーグルはクリアパーツで再現。
ハメ殺しかと思いきや、頭部パーツをばらせば内側から押して外すことができます。

キャノン砲の基部にはディテールがあり、砲身を上げてもおもちゃっぽさがありません。

HG ガンキャノン 細部2

膝は二重関節で大きく曲がります。フロントアーマーも左右で独立稼働し大きく跳ね上がるため、立ち膝ポーズも余裕です。

ちなみに肘も二重関節でした。

HGガンキャノン 細部3

足裏にはバーニアが造形されておりディテールぎっしりです。

この頃のキットには珍しく肉抜きがありません。これはうれしいですね。

HGガンキャノン 細部4

肘の裏側はグレーのパーツで裏打ちされています。

細かい部分ですが、裏打ちがなくスカスカだとおもちゃ感が出てしまうので、うれしい配慮です。

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2.気になるポイント

キットの合わせ目など、改修したいポイントを見てみましょう。

2-1.合わせ目

腕や足、胴体などに目立つものはありませんが、細かい部分で合わせ目が発生するので拘る方は処理しましょう。

HGガンタンク 合わせ目1

▲頭部は前後にハメ合わせる構造で合わせ目が出ます。合わせ目を消すとクリアパーツのゴーグルが外せなくなるので注意です。頬?の丸い部分にはパーティングラインが出ます。

HGガンタンク 合わせ目2

▲肩の球状の装甲は前後でハメ合わせるため中央に合わせ目が出ます。

HGガンタンク 合わせ目3

▲膝関節の前後に合わせ目が出ます。強度が落ちるので後ハメ加工はやめておきたいところ…。目立ちませんが膝の赤い装甲裏にも合わせ目が出ます。

HGガンタンク 合わせ目4

▲膝裏にも合わせ目が出ます。モールドがあるので合わせ目消しは少し難易度が高いです。

HGガンタンク 合わせ目5

▲バックパックの側面にも合わせ目が発生。ディテールに見えなくもないですが説明書の完成品では消されていました。

HGガンタンク 合わせ目6

▲240mmキャノン砲の中央にも合わせ目が。先端に蛇腹状のモールドがあるため合わせ目消しは難しそうです。

HGガンタンク 合わせ目7

▲ビーム・ライフルは最中構造なので中央に合わせ目が出ます。

2-2.パーティングライン 他

パーティングラインとは、パーツ成型に用いる金型の合わせ目です。わずかに盛り上がった”線”ができます。

デザイン上は存在しないものなので、デザインナイフの背ややすりなどで削り落としましょう。

HGガンタンク パーティングライン1

▲ビーム・ライフルの照準にパーティングラインが。

HGガンタンク パーティングライン2

▲前腕にぐるりとパーティングライン。

HGガンタンク パーティングライン3

▲脇腹の部分にわずかながらパーティングライン。

HGガンタンク パーティングライン4

▲バックパックの上部分にもパーティングライン。

HGガンタンク パーティングライン5

▲パーティングラインではないですが、首の裏に目立つ肉抜きがあります。

2-3.塗装時に気を付けたい点

関節と装甲がすれすれ

▲膝関節とスネの装甲は隙間がなくすれすれで、塗装すると塗膜の厚みで干渉してしまいそうです。スネ装甲を少し削ってクリアランスしてあげるとよさそう。

腰部の干渉

▲腰部はボールジョイントで回転しますが、腰の装甲に干渉する部分があるため動かすと塗装が剥げそうです。
気になる方はあらかじめ干渉部を削っておくなどしたほうがよさそう。

3.色の足りない部分

本キットは色分け際限が素晴らしく、色が足りない部分は2か所のみです。

シールは付属していないので再現するには塗装が必要となります。

HGガンキャノン 色の足りない部分1

▲頭部バルカンの砲身は設定では黄色です。さすがにHGでここまでの色分けはされていないので、細筆で部分塗装するとよいでしょう。

HGガンキャノン 色の足りない部分2

▲脇あたりにあるスラスター的な部分は、説明書の完成図では黄色に塗られています。こちらも細筆でさっと部分塗装するとよいでしょう。

▼良ければ部分塗装の詳細をまとめた記事をご覧ください!

ガンプラの塗装は筆塗り部分塗装から!初心者にオススメの塗装法
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4.まとめ

以上、リニューアルしたリヴァイブ版HGガンキャノンの素組みレビューでした!

腰や手足が細くなりスタイリッシュに仕上がっています。

HGガンキャノン ポーズ1
HGガンキャノン ポーズ2
HGガンキャノン ポーズ3
HGガンキャノン ポーズ4
HGガンキャノン ポーズ5
HGガンキャノン ポーズ6

ククルス・ドアン版のディテール盛り盛りもかっこいいですが、設定に寄ったシンプルな本キットも手の加え甲斐があって良いものです。

店頭で見かけることは少なくなりましたが、ネット通販では比較的安価に購入できます。

よく動くかっこいいキットなので、ぜひ手に取って楽しんでみてくださいね!

最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは素敵なガンプラライフを!

▼手を加え自分だけのガンキャノンに仕上げてみよう!

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