【塗装・改造目線】HGUC メッサーF01型|デカい!太い!重たい!重量級キット
OVA作品「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」より、HGUCメッサーF01の素組みレビューです。
劇中では、反地球連邦組織マフティーの主力量産MSとして登場しました。

アナハイム・エレクトロニクス社が開発したギラ・ドーガを再設計した重量機体です。
アナハイム社がテロ組織であるマフティーへの機体供給を秘匿する為に外装の大半を変更しているという設定。
- 組みやすさ
- 色分け再現
- 合わせ目
- 可動
HGのガンプラと思えない大きさとボリュームが、めちゃくちゃカッコいいです!
大型機ゆえ箱が大きくランナー数も多いですが、パーツ一つひとつは大ぶりで非常に組み立てやすかったです。
機体解説 ※クリックで開きます
Me02R-F01 メッサーF01型は、反地球連邦政府組織マフティーが主力機として運用したMSである。
開発はアナハイム・エレクトロニクス(AE)社が担当し、AMS-119 ギラ・ドーガやMSN04 サザビーなど、かつてのネオ・ジオン系列に属するMSとして完成した。丸みを帯びた装甲形状やモノアイ、スパイク付きの肩部装甲など、ジオン系MSの意匠が色濃く見られるが、これはマフティーへのAE社の関与を隠す意図があったとも考えられる。しかし、胸部のエアインテークなど、地球連邦軍系MSの構造的特徴も見て取れる。
23mもの頭頂高と重装甲が施されたMSだが、背部のメインスラスターをはじめ、脚部や腰部にサブスラスターを配することで、高い運動性と機動性を獲得するに至った。
武装はビーム・ライフルやシールド、ビーム・サーベルといったスタンダードなもので、ゲリラ戦に対応するために、各種デバイスは地球連邦軍系MSのものを流用していた。また、メッサーはこのF01型以外にもいくつかの場レーションが存在しており、戦局や用途に応じて使い分けられた。
HGUCナンバーは233で、2020年7月発売と比較的新しいキットです。
ガウマン・ノビル
やってみせろよ、マフティー!
ガウマン・ノビル
実際に組んでみるとそのボリューム感にびっくりしました。
大型重量級キットの実力やいかに!?
それでは、本編をご覧ください!
HGUC 1/144 メッサーF01型
(公式サイト)
2,750円(税込)
2020年07月04日発売
HGUC メッサーF01型 全体像





モノアイ、スパイク付き装甲などのジオン系MSと、直線的な地球連邦軍系MSのデザインが混ざったような見た目をしています。
にしても大ぶりの機体で、手に持つとずっしりとした重さを感じます。
大型の機体ならではの関節や可動機構が満載で、作っていて非常に楽しい体験でした。
ポリキャップを使わない完全ポリキャップレスキットで、関節の保持力は問題ありません。
もちろんABS製パーツはありません。

同スケールのジムと比較するとキットの大きさがわかるでしょう。

◀シールドのメインパーツ。1つのどでかいパーツで構成され、まるで工業製品の様です。

付属品はご覧の通りシンプルです。
- ロング・ビーム・ライフル ×1
メッサー専用のビーム・ライフル。銃身が長く、本体の右側面にオプティカルサイトを備えており、狙撃などの長射程攻撃も可能。EパックはRGM-89ジェガンA型などが使用していたビーム・ライフルと同タイプで、バレルの下部に二本並列で取り付ける方式を採用している。 - ビーム・サーベル × 2
RGM-89ジェガンA型と同じタイプのビーム・サーベルを装備。格闘戦時にのみビーム刃が伸長する。ゲリラ戦を想定していたこともあり、ビーム・サーベルをはじめとする各種武装は汎用性の高いものが採用された。 - 大型シールド ×1
大型のシールドで、ビーム兵器に対しても高い防御力を発揮した。シールドとしての機能に加えて、ウェポンラックとしての機能も有しており、内部に予備のEパックやビーム・サーベルを収納できる。 - ハンドパーツ:握り手(左右一式)、右武器持ち手×1
- アクションベース用ジョイント
- ホイルシール×1
キットの詳細
外観

▲前後に長い形状が特徴的なメッサーの頭部。側面のイチゴの種みたいな窪みは彫り直して塗装すると映えそうです。

▲3枚のパネルで構成の胸部エアインテーク。頭部の形状部も相まってアメフト選手のようにも見えます。

▲肩装甲は大きく突き出た形状で、上部にパイプが造形されおり、ディテールを追加するととても映えそうです。

▲右肩のスパイクは珍しい角ばった形状です。これは好みが分かれるかもしれません。

▲胸部側面や股間、脚部装甲などに3つの丸い穴(∵)が。開口したり彫り込んで塗装すると映えそうです。

▲リアアーマーはディテールが少なく非常にシンプル。スジボリしたくなる人が多いのではないでしょうか。

▲見てください、この太ましい足を!もう丸太です。スネは胴体と同じくらいの太さがあります。

▲足裏はディテールが施され肉抜きはありません。これはうれしいですね!
可動

▲首は基部が跳ね上がる珍しい構造です。首は上下に動かないので、表情付けにはここを動かす必要があります。

▲肩関節は引出し機構により広い可動範囲を実現。加えて上下に同じ構造を持つため、柔軟な可動が可能です。


▲腹部には2段階の引出し機構が設けられており、大きく前傾が可能です。
ガンプラでここまでの前傾姿勢がいまだかつてあったでしょうか。エバンゲリオンみたいです。
大型機だからこそできる可動構造でしょう。

▲肘は二重関節で180°近く曲げることができます。

▲膝も二重関節です。非常によく動き、装甲が干渉するギリギリまで曲げるとごらんの通りです。

▲背部のメインスラスターは、上下の装甲と中央のスラスターがそれぞれ独立して可動します。

▲リアアーマーは3つの可動軸が設けられた基部のおかげで大きく跳ね上がります。飛行姿勢を再現可能です。

▲腰は中央の装甲が干渉するためほとんど回転しません。

▲腰のスカートが思ったほど上がらないため、膝立ちはこの程度しかできません。無理に動かすとスカートがポロリします。
キットの気になるポイント
合わせ目やパーティングラインなど、キットの気になるポイントを見ていきましょう。
合わせ目
大きなキットですが、パーツ構成が秀逸で目立つ合わせ目はあまりありません。

▲頭部側面に合わせ目。塗装する場合は処理に後ハメ加工が必要です。

▲前腕背面中央に合わせ目。こちらもとハメ加工が必要です。

▲目立ちませんが肩装甲にも。後ハメ加工は必要なさそうです。

▲モナカ構造の武装は中央に合わせ目が。
パーティングライン
パーティングラインとは、パーツ成形に用いる金型の合わせ目です。
デザイン上は存在しない、わずかな凸型の線が出ます。ヤスリ掛けなどで処理するのが一般的です。
本キットはグレーパーツのみに出ます。KPS素材なので若干処理しにくいです。







その他の気になるポイント

肘の裏に小さな肉抜きがあります。目立ちませんが、気になるようならプラ板やパテで埋めましょう。


▲本キットはスライドしてハメ込むパーツが少なからずあります。
塗装した後に組み立てると干渉して塗膜を傷付ける可能性があるので、あらかじめクリアランスを確保しておき、慎重にハメ込む必要があるでしょう。
また、肘、膝の装甲は関節と隙間なく接しているため、塗装をする場合はこちらもクリアランスの確保が必須です。
全体的に可動の際にパーツが干渉する箇所が多く、塗装する場合は気を付けて動かす必要があります。

握り手の中央はお馴染みのスカスカで、甲のパーツの肉抜きが丸見えです。かっこ悪いので工作したいところです。
色が足りない部分
成形色で色が足りない部分は、モノアイや動力パイプの根元(黄色)、スラスターの内部などです。
シールが付いているもの、付いていないものがありますが、シールより塗装した方が質感が向上します。





▲ライフルは成形色と塗装完成例で色が全然違います。
まとめ:飾りごたえのある大型キット
以上、HGUC メッサーF01型の素組みレビューでした。
可動に伴い干渉する箇所が多いのと大型の機体のため塗装は大変そうですが、作り切ったときの達成感は大きそうです。





全塗装をしなくても、色の足りない箇所を筆塗りなどで部分塗装し、暗めの色でスミ入れするだけで大分映えそうです。
映画作品は作画が非常によく作り込みもすさまじいので、まだのかたは是非観てみてください。
機体に対する思い入れが強くなると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは素敵なガンプラライフを!





