ガンプラのスジボリはガイドのいらないフリーハンドで時短!
みなさん、ガンプラにスジボリしてますか?
スジボリをする際は、スジボリ用のガイドテープを使いますよね。
あのテープを貼る作業、面倒じゃありませんか?
- ちょっとのスジボリにもテープを貼るの面倒
- たくさんスジボリしたいけどテープ貼りが面倒で…
- とはいえテープがないとスジボリできない
こんな風に思う方も多いかもしれません。
そんな時は、ガイドテープを使わない「フリーハンドスジボリ」にチャレンジしてみませんか?

”ガイドテープ無しでスジボリなどできるわけがない”と思うかもしれませんが、コツさえつかめばフリーハンドで真っすぐなスジボリができるのです!
短いモールドならテープを貼らなくてもほぼ確実にスジボリできますよ♪
この記事では、フリーハンドでスジボリする方法を写真付きで詳しく説明します。
騙されたつもりでご覧ください!
- タガネ
- ケガキ針
それでは、本編をどうぞ!
▼ガイドを使うスジボリはこちらをどうぞ

フリーハンドスジボリとは?
一般的に、スジボリは専用のガイドテープを使って行いますが、フリーハンドスジボリはテープを使いません。

ガイドテープを使ったスジボリは次の作業を繰り返します。
テープをハサミで切る
↓
貼る
↓
彫る
↓
剥がして貼る



スジボリする箇所が多いと、テープ貼りの苦行になるわけです。
そんな面倒なルーティーンから解放される画期的なスジボリが、フリーハンドスジボリです。
それでは、やり方を解説しましょう。
フリーハンドスジボリのやり方
フリーハンドスジボリのやり方には大事なポイントがあります。それは、
タガネの動きを一方向に固定する
です。
どういうことか見てみましょう。
基本ポジション
タガネの刃があらぬ方向に動かないように、自分の手を固定しながら作業します。
そのために必要な考え方が、手の「基本ポジション」です。

▲タガネを持つ手(私は利き手である右手)の小指をパーツに押し当て、ぐらつかないよう固定します。

▲次に、タガネを持たない手(私は左手)の親指をタガネの下に添え、タガネの刃が下に滑らないようにします。反対の手の親指をストッパーにするのです。
これがフリーハンドスジボリの基本ポジションです。

▲横から見るとこんな感じです。静止画で伝えるのは限界があるかもしれません。
言語化するとこんなイメージです。
- 右手小指でタガネを持つ手を固定
- 左手親指をストッパーにする
- 右手の親・人差し・中指でタガネを縦方向に動かす
では、実際にやってみましょう。
実際に彫ってみる

▲彫りたいデザインをシャーペンで下書きします。これは通常のスジボリと同じです。

▲彫る向き縦になるようパーツの向きを調整し、「フリーハンドスジボリの基本ポジション」を作ります。

▲ゆっくりやさしく縦方向にタガネを動かします。少しずつで大丈夫です。手に力を入れる必要はありません。

▲つづいて次の直線を彫っていきます。パーツを回転させて直線の向きを縦方向に合わせます。

▲1回目が彫り終わりました。うっすらミゾができるぐらいの力加減で大丈夫です。滑るので力を入れるのは絶対にダメです。

▲拡大図。このように表面にうっすらとキズが見える程度の彫り加減でOKです。

▲1度彫ったミゾを4回程度なぞって彫り終えました。少し彫るとミゾが深くなりフリーハンドでもスムーズになぞれます。

▲彫り終えたモールドの両淵は毛羽立っているのでヤスリで整えます。

▲次のスジボリにとりかかります。同様にシャーペンで下書きします。(デザインはテキトーです)

▲他の下書きも、パーツを回転させながらやさしく少しずつ彫り込みます。
上手に彫るポイント
このように、フリーハンドならガイドテープなしでスジボリでき効率が格段に向上します。
では、ポイントのおさらいです。
- 基本ポジションで彫る向きを固定する
- タガネは縦方向にだけ動かす
- 力を入れずやさしくゆっくり掘る
最初からフリーハンドでうまくスジボリできる人はまずいません。
慣れるまでは失敗を繰り返すでしょう。
そんな時は模型用の「瞬間接着剤」で失敗したスジボリを埋めて、再チャレンジしましょう。
詳細は以下の記事をご覧ください。
おまけ:刃幅を変えてスジボリにメリハリをつける
おまけとして、メリハリの利いたスジボリのやり方をご紹介します。
ミゾの幅に変化をつけるのです。
ここまでのミゾは0.15mm幅でしたが、一部分だけ0.3mmにしてみます。

▲赤い部分の直線を0.3mmのタガネで彫り直します。

▲彫り直しに使う0.3mm幅のタガネ。スジボリカーバイトという商品です。

▲0.15mmのミゾをなぞっていきます。一度彫ったミゾですが、ずれないよう慎重に彫りましょう。

▲彫り直してみました。あれ、あまり見た目の変化がありませんね。

▲彫り直したミゾの両淵をケガキ針で整えてみます。ミゾの淵を針でなぞるイメージです。

▲ケガキ針でなぞったおかげで、彫り直した部分が太くくっきりしました。

▲ほかの直線も0.3mmタガネで彫り直し、デザインナイフで角を落としヤスリで整えれば…

▲完成です!スミ入れするともっとはっきりわかるようになります。
フリーハンドスジボリのメリット・デメリット
ここまでフリーハンドのスジボリを紹介してきましたが、メリットとデメリットを整理しておきましょう。
- メリット
- テープを貼らない分、スジボリに時間がかからない
- 下書きがテープで隠れないのでオーバーランすることがない
- 短いスジボリをたくさん彫る場合は効率アップ!
- デメリット
- 曲がったり汚くなったりする
- 長いスジボリは曲がりやすい
ガイドテープを使わないので、当然のことながら曲がるリスクがあります。
きれいなスジボリを追求するならガイドテープを使いましょう。
それなりに仕上がればよいという場合は、フリーハンドも有効です。
FAQ
- Q:スジボリ初心者でもフリーハンドでスジボリできるの?
- A:初心者がいきなりフリーハンドで彫るのはおすすめしません。ガイドテープを使って失敗しせずスジボリができるようになってからチャレンジしましょう。
- Q:写真を見るとちょっと曲がってるよ?まっすぐ彫れるの?
- A:恥ずかしながら曲がってしまいました。ガイドを使わないので、失敗して曲がることもあります。効率重視なので正確性とトレードオフになると思ってください。
- A:恥ずかしながら曲がってしまいました。ガイドを使わないので、失敗して曲がることもあります。効率重視なので正確性とトレードオフになると思ってください。
- Q:ケガキ針でもフリーハンドでスジボリできる?
- A:ケガキ針はまっすぐスジボリするのに向かないので、フリーハンドは難しいです。
- A:ケガキ針はまっすぐスジボリするのに向かないので、フリーハンドは難しいです。
- Q:曲がってしまった場合の修正方法は?
- A:模型用の瞬間接着剤で曲がったスジボリを埋め、ヤスリで整えれば修正できます。
まとめ
ガイドを使わないスジボリのやり方をご紹介しました。
作品を早く仕上げたい、スピーディにスジボリしたい方は是非やってみてください!
人気モデラー「セイラマスオ」さんもフリーハンドでスジボリされているそうです。
セイラマスオの気まぐれ模型製作記
最後までご覧いただきありがとうございました。
参考になればうれしいです。
それでは、ステキなスジボリライフを!!
▼握りやすく使いやすい刃幅の違うセットがおススメ!






