サーフェイサーを筆塗りしよう!筆で塗るサフ:アクリジョンベースカラー
みなさん、サーフェイサーは使っていますか?
パーツ表面のキズ埋めや下地状態を均一化することにより塗料の食いつきや発色を良くする塗料です。(サフと略されます。)
一般的に、塗装をキレイに仕上げるにはサフを使った方が良いとされています。
ですが、サフはスプレータイプやエアブラシ用が多いため、塗装環境が無く諦めている筆塗りユーザーは多いのではないでしょうか。
そんな方にはアクリジョンベースカラーを使った“筆サフ”をオススメします!

本記事ではアクリジョン「ベースグレー」を筆塗りし、サフとしての使い勝手を検証します。
- アクリジョンベースカラーの概要
- ベースグレーの性能
- ベースグレーの塗り方のコツ
- 筆サフのメリット
アクリジョンベースカラーを使えば、塗装環境が無い方でもサフが使えるのです。
サーフェイサーの筆塗りに興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
それでは本編をどうぞ!
アクリジョンベースカラーとは?

アクリジョンベースカラーは、アクリジョンを塗る前の下地作りに最適な塗料です。
ベースカラーの特徴 ※クリックで開きます
隠ぺい力を高めた成分設計で、下地として塗布しておくことで通常色の発色が格段に向上します。
白・灰・赤・黄・青・緑の6色展開で、重ねる通常色に合わせ下地色を選択可能です。
また、通常色との混色で発色を格段に向上させることもできます。
発色が弱いアクリジョンには必須の塗料です。
▼ベースカラーの詳細は次の記事をご覧ください。

ベースカラーを使い、筆で塗るサーフェイサー(略して筆サフ)を紹介していきます。
ベースグレーで筆サフする手順
では、さっそくアクリジョンベースカラーで筆サフをしていきましょう。
今回はベースグレーを使います。

▲ アクリジョンベースカラーの「ベースグレー」です。暗めのグレーで、プラスチック特有の透け感を抑えることができます。
▲結構トロっとしています。成分が沈殿しているため、調色スティックなどで良くかき混ぜてから使いましょう。


▲使用するキットはHGガンダムエアリアル。「水星の魔女」の主役機です。
▲塗りやすいようパーツをバラして、塗装棒にセットしておきます。


▲塗料は薄めずそのまま使います。筆先に塗料をしっかりとつけます。

▲ミゾや凹凸部分を丁寧に塗ります。粘度はありますが伸びは良いです。

▲筆をササっと動かし、塗料を均等に伸ばすイメージで塗り進めていきます。

▲白いパーツもこの通りひと塗りでグレーに。水で薄めると隠ぺい力が落ち少し透けてしまいます。

▲他のパーツにもベースグレーを塗っていきます。厚塗りにならないよう塗料を薄く伸ばすのがコツです。

▲塗り終わったパーツは塗装ベースに刺して乾かします。ベースカラーは乾燥が早く1時間程度置けば乾くでしょう。
きれいに筆サフするコツ
- 厚塗りするべからず
- 均等に塗るべし
- 塗り漏らしがないか確認すべし
厚塗りするべからず
ベースカラーの上に通常色を塗るので、塗膜が厚くならないよう注意が必要です。
厚く塗るとパーツのエッジが潰れたりモールドが埋まったりし、野暮ったい印象になってしまいます。
パーツに塗料を置き、全体に伸ばすイメージで塗るのがコツです。
筆に大量の塗料をつけるのはNGですよ。
▼薄塗りのコツはこちらにまとめています。

均等に塗るべし
薄く塗ることを意識しすぎてムラにならないよう、パーツ全体を均等に塗るようにしましょう。
下地色まばらだと、その上から塗る通常色が思った通りの色になりません。
塗り忘れを確認すべし
塗り忘れた個所がないか、すべてのパーツをチェックしましょう。
奥まった場所や凹凸が多いパーツは塗り忘れがあるものです。
パーツを回転させたりひっくり返したりして、全体をチェックしましょう。



塗り忘れがあると成形色が見えてしまい、カラーリングを変えた場合は悪目立ちしてしまいます。
▼初心者がやりがちな塗装失敗例はこちら

仕上がりの確認
ベースグレーによる筆サフが終わりました。
仕上がりを見てみましょう。


ニュートラルグレーより1段暗いグレーで表面はサラッとしています。
サフを吹いた後のような質感です。まさに筆サフ!
パーツの奥や装甲裏も塗ることで、作品の完成度が上がります。
- 色味 … 比較的暗いグレー
- 表面 … つや消し
- 感触 … サラサラ
- 塗膜の強度 … 強い
参考:筆サフした作例
ベースグレーで筆サフ
EGガンダム



白を基調としたガンダムですが、すべてのパーツにベースグレーで筆サフをしています。
筆サフすることで、白いプラスチックの透け感が無くなり重厚感ある仕上がりになりました。
HGアッガイ



全身茶色のHGアッガイさんも、ベースグレーで筆サフしてから塗装しています。
成形色と違う色に塗装する場合は、グレーで筆サフすると成形色の影響を受けず狙った色に近づけやすくなります。
ベースグレー以外の筆サフ
HGザクⅠ(オリジン版)



HGザクⅠにベースイエロー・ベースブルーで筆サフし、全体のカラーリングをガラッと変えました。
塗りたい色に近いベースカラーをチョイスして筆サフするのもアリです。
まとめ:ベースカラーはサフの代わりになる!
以上、アクリジョンベースカラーを筆塗りする解説でした。
性能はまさに”筆で塗るサーフェイサー”といえるものでした。
筆でひとつひとつのパーツを塗るので缶スプレーやエアブラシより手間がかかりますが、奥まった個所も塗りやすいメリットがあります。
- 塗装環境がなくてもサフが使える
- 奥まった部分やパーツ裏も塗りやすい
- 色が暗いくパーツ裏の塗装にも使える
ベースカラーは乾燥が早く、1時間程度でほぼ乾きます。
塗装環境がなくサーフェイサーを諦めていた方は、ぜひアクリジョンのベースカラーを試してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、ステキな筆塗りライフを!
▼筆サフしたエアリアルを塗装した記事はこちら。






