【ガンプラにスミ入れ】黒以外の色でスミ入れしてみよう!-スミ入れの色の考察
ガンプラに黒の塗料でスミ入れしていませんか?
黒でのスミ入れは、目立ちすぎてうるさく不自然になってしまうことがあります。
こちらをご覧ください。


黒でスミ入れした方(左)はモールドがはっきりしているものの、若干うるさい印象で、茶色でスミ入れした方(右)は、適度に陰影が強調され自然な印象です。
そこで本記事では、黒以外の色でスミ入れに適した色を考察します。
結論から言うと、黒以外でスミ入れに適した色は茶色と灰色だけです。
他の色では、スミ入れした際に違和感があったり、色が薄くて見えなかったりと効果的ではありません。
▼パーツ色と適したスミ入れの色
| パーツ色 | 適したスミ入れの色 |
|---|---|
| 白やグレーなどのパーツ | 茶色、灰色 |
| 赤や青などのパーツ | 黒に近い暗い色、黒 |
| 黒っぽいパーツ | 黒、もしくはスミ入れ不要 |
黒一辺倒でスミ入れにマンネリを感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、本編をどうぞ!
▼エナメル塗料を使ったスミ入れの詳細はこちら。

使用するキットと塗料・道具
使用するキット

使用するキットはEGの「EXPOガンダム」です。全身に細かくモールドがびっしりでスミ入れが映えそうです。
パーツ成形色はご覧の通りです。
- 白
- 赤
- 黄
- 青
- 黒
ちなみに、スミが入りやすいよう、すべてのモールドをケガキ針で彫り直しています。
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使用する塗料
スミ入れに使う塗料は「エナメル塗料」です。

スミ入れ専用に開発されたエナメル塗料で、ブラック、グレイ、ブラウンなど9種のカラーでラインナップされています。流し込みに適した濃度に希釈されています。
タミヤ スミ入れ塗料

ラインナップに好みの色がない場合は、エナメル塗料を溶剤で希釈し自分でスミ入れ用の塗料を作ることもできます。
その他の道具
キットと塗料の他に、次の道具を使っています。
- 缶スプレーのトップコート(半光沢)
エナメル溶剤からパーツを保護する - エナメル溶剤
はみ出た塗料を拭き取り用 - 綿棒
エナメル溶剤を浸して拭き取る - 調色スティック
ビン底に溜まった顔料を攪拌する

墨入れ前にトップコートをしっかりと塗布しましょう。十分すぎるくらい吹かないと、写真のように負荷のかかる箇所が高確率で割れます。
※エナメル溶剤の成分がプラスチックを侵すため
白いパーツのスミ入れに適した色
黒以外の色を使って白いパーツにスミ入れします。
白いパーツはスミ入れした塗料が発色しやすいので、色の選択肢が多いです。
スミ入れの塗料の色は、適度に発色して視認できる暗めの色をチョイスしましょう。


「オレンジブラウン」でスミ入れしてみます。
瓶の底には顔料が沈殿しているため、スミ入れ前に調色スティックなどで攪拌しましょう。
攪拌せずにスミ入れすると色が薄く見えずらい場合があります。

頭部パーツにオレンジブラウンでスミ入れしました。良く見ると薄っすら黄色が見えますが、目を凝らさないと見えないレベルでモールドの強調に至っていません。
これくらい薄い色が好みの方もいるかもしれませんが、もう少し濃い色でスミ入れし直してみます。

先ほどの頭部パーツを「ブラウン」でスミ入れし直しました。黒ほど濃くはありませんがオレンジブラウンより主張する色で、程よくモールドが強調されています。
白いパーツには茶系の色が自然な色合いで適していると言えるでしょう。

少し暗い「ダークブラウン」や灰色系の「ダークグレイ」も相性が良いです。
赤いパーツのスミ入れに適した色
続いて、濃い色である赤いパーツにスミ入れします。
まずは先ほど白いパーツにスミ入れした「ブラウン」をチョイス。

ブラウンでは全くスミが入っている様子がありません。赤と似た色なので目立たないのです。ダークブラウンを使っても大差ないでしょう。


ブラウンは相性が悪かったかと、次は「ダークグレイ」でスミ入れしたものの、結果はほぼ変わらず。
モールドに塗料は流れ込みますが、発色が弱くスミ入れできている感じがしません。
最終的に「ブラック」でスミ入れすると視認できるようになりました。

全てのモールドにブラックでスミ入れ。やはり黒は目立ちすぎて不自然な気がします。黒に近いこげ茶等の色が自然に見えそうです。
青いパーツも赤いパーツと同様、ブラウンやダークグレイでは色が乗りにくかったため、ブラックでスミ入れしました。

濃い色・暗い色はパーツに負けない暗い色でスミ入れしましょう。
ブラックとブラウンの比較
スミ入れする色のチョイスは好みに因る部分も大きいので、スミ入れ塗料として一般的な「ブラック」と「ブラウン」を比較し、印象の違いを見てみましょう。






ブラックはモールドが強調されハッキリとした印象です。
一方ブラウンは、モールドが適度に強調され柔らかい印象になります。
”モールドの彫り直し”がきれいにスミ入れするポイントです。
先端が鋭い針状になっているケガキ針を使ってモールドを彫り直すと、きれいにスミ入れ塗料がはいりモールドがくっきりします。
まとめ:黒以外のスミ入れで自然な仕上がりに
以上、黒以外の色でガンプラのスミ入れに適した色の考察でした。
記事の内容をまとめておきましょう。
- 白いパーツ
茶色、灰色でのスミ入れがおすすめ。
黒も悪くないが、モールドが強調され過ぎて不自然な印象に。 - 赤いパーツ、青いパーツ
(濃い色のパーツ)
黒、もしくは黒に近い暗い色でのスミ入れがおすすめ。
茶色などの色では発色せずスミ入れが視認できない。
スミ入れの色を変えるだけで作品の印象は大きく変わります。
本記事を参考に、自分でイメージした仕上がりに近づけられるよう、スミ入れ塗料の色をチョイスしてもらえると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、ステキな筆塗りライフを!






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