【ガンプラ作例】HGガンダムバルバトスルプス-スジボリ&色分け全塗装
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズから「HGガンダムバルバトスルプス」の筆塗り全塗装作例です。
筆塗りのムラを生かし、下地が少し透けるように仕上げています。
※塗料はすべてアクリジョンを使ってます。
HG 1/144 ガンダムバルバトスルプス
1,430円 016年10月01日発売
(公式サイト)
紫色に混色したアクリジョンベースカラーで下地塗装をし、上から通常色を塗り重ねました。
また、スジボリしたパネルラインをマスキングして塗り分けにチャレンジしています。
スジボリと筆塗り塗装の参考になれば嬉しいです。
それでは、本編をどうぞ!
機体解説
エドモントンの地における激しい戦いの後も、バルバトスはパイロットの三日月・オーガスとともに鉄華団の最前線に立ち、数多くの戦闘を乗り越えてきた。
その度に機体の損傷は蓄積し、鉄華団の整備士では修復が困難な状態にまで陥っていた。
バルバトスは一時的にテイワズの本拠地「歳星」のMS工房に預けられ、オーバーホールを受けることになる。
その際、三日月・オーガスの戦闘データをもとに、機体の反応速度および機動性の向上が図られ、「阿頼耶識システム」を通じてより一層パイロットの感覚にモビルスーツの挙動を近づける調整が行われた。
同時に武装一式も三日月の戦闘スタイルに合わせて再構築がなされ、完成したのがこの「ガンダム・バルバトスルプス」である。
軽量の装甲ながら、曲線を多用することで、被弾時の衝撃を最大限受け流すように計算され、設計されている。
近接戦闘を好む三日月の機体としては、敵機に近接するまでのダメージ軽減は重要な課題となっていた。
1.作例全体像





どんな色に塗ろうかな…と二晩ほど悩み、設定色を大きく変えない方向にしました。
”下地が透けた筆塗りの味”を出したかったので、アクリジョンのベースカラーを混ぜて作った紫色で下地塗装しています。
アクリジョンベースカラーはとても便利な塗料です。良ければこちらの記事をご覧ください!

- 基本工作
- ゲート跡処理
- 合わせ目消し
- 平面出し
- 工作
- スジボリ
- アンテナのシャープ化
- かかと内側の肉抜き埋め
- 塗装
- 下地塗装
- 筆塗り全塗装
- 仕上げ
- スミ入れ(エナメル塗料)


2.素組みとの比較
素組みしたキットと比較してみましょう。
2-1.正面


頑張ってスジボリしてパネルラインで色分けしてみました。
彩度を落としておもちゃっぽさをなくすよう配色しています。
つや消しトップコートを吹いたので質感が向上し、プラスチッキーな素組みと印象が変わっています。
2-2.背面


筆塗りですがキレイに塗り分けたかったので、マスキングテープをしこしこ貼り付けました。
もう一生分のテープを貼ったのではと思うほど面倒くさかったです(笑
こう見ると素組みもそれなりに情報量ありますね。
3.各部詳細
各部位の詳細です。
写真で見てみると肉眼では見えない”アラ”が見えてがっかりします(笑


アンテナは安全基準フラッグを切り落とし、ナイフで削ってシャープ化しました。
頑張ってマスキングして塗り分けましたが、拡大すると雑な印象…(;_;)
シールを紛失したので目はメタリックグリーンで塗り分けしています。


胴体の青いパーツは、スジボリしてパネルラインで塗り分けました。
襟(?)のパーツは分厚くてやぼったかったため、ヤスリとナイフで削って薄くしました。
全体的にスジボリで情報量を追加しています。

特にバックパックはあっさりして寂しかったので、タガネとデザインナイフで彫り込んで凹凸を作って立体感を出してみました。
脇腹に付ける白い装甲は意外と薄く、塗膜で厚くなったものを取り付けると割れます。
軸になっている部分を塗装しないように気を付けましょう。



肩の装甲は既存のモールドの彫りこみと、スジボリでパネルラインを作りました。
筆を一定方向に動かし、下地の紫が自然に透けるように心がけました。
関節部は焼鉄色で塗り、金属感が出るようにしました。

前腕は既存のモールドを生かしながらスジボリを追加し、情報量を増やしてみました。


腰部装甲もパネルラインを増やし、マスキングをして塗り分けました。
拡大すると塗料がダマになっているのがわかりますね…。修練が必要です…!


バインダー(?)はあっさりしていたのでスジボリ欲が抑えられず、思うがままにパネルラインを追加。
うるさくなってしまった気もしますが、太めの3本のラインはうまくできました。


スネの黄色い部分は彫り込んで凹凸を強調(塗料で埋まってわかりにくいですね)。
パネルラインで塗り分けましたが、粗が目立ちます。


かかとの内側の大きな肉抜きはプラ板を貼り付けて塞ぎました。
つま先の紫は白くすればよかったと後悔。色のバランスが悪くなってしまいました。
4.ポーズ

獣っぽいフォルムなので、少し奇抜なスジボリを施しました。

ソードメイスはかなり大きいです。
撮影中に持ち手のハンドパーツがぽろぽろするので接着しちゃいました。


うまく撮れたポーズ。
動かしまくったせいで関節がユルユルで大変苦労いたしました。


まとめ
以上、HGガンダムバルバトスルプスの全塗装作例でした。
もともと情報量の多いキットなので、スジボリしなくても塗装するだけでカッコよくなりそうです。
つい楽しくなってスジボリしすぎたのが反省点です。

作って楽しいキットなので、皆さんも全塗装してみてくださいね♪
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、ステキな筆塗りライフを!
▼撮影ブースでカッコよく撮ってSNSにアップしよう!

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